衣服についたらなかなか落ちない歯磨き粉汚れ

冒頭の通り、歯磨き粉は洗面台のようなつるつるした場所につく分には、サッと拭き取るだけでキレイになります。ですが、衣服についた場合は、そうはいかないですよね。目立った歯磨き粉を拭き取り、衣服を洗濯すると一見キレイに見えても、乾いたら歯磨き粉の白いあとが残っている。そんな経験をしたことがある人も少なくないはず。このように、衣服の繊維の奥深くまで入り込んでしまった歯磨き粉を落とすのはなかなか大変…。

輪ゴムを使って歯磨き粉を落とす

そんなときに試したい方法が2つ。まずは、ブラッシングです。衣服に付着した歯磨き粉を広がらないようにざっと拭き取り、水に浸します。そのあとは、洗濯用洗剤を十分に泡立てて汚れが気になる部分につけ、歯ブラシなどでやさしくブラッシング。ブラシで歯磨き粉汚れをかき出すイメージです。

もうひとつの方法は、輪ゴムを使ったもの。こちらの方法はとてもシンプルで、輪ゴムを指につけて、汚れのある部分をやさしくこするだけ。ゴムの弾力などで繊維の奥に入り込んだ歯磨き粉もキレイに落とすことができるといわれています。ただし、注意も必要。強くこすったり、何度もこすり続けてしまうと、衣服を傷めてしまう可能性があるので、慎重に様子を見ながら行うようにしましょう。

お気に入りの衣服に歯磨き粉が飛び散ってしまい、汚れを落とせないと悲しいもの。そんなときは、諦める前に今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか？
（文・山手チカコ／考務店）