●名前はちょっと変わっているけれど…
「よだれ豚」のルーツである「よだれ鶏」は、中国の四川省発祥の料理。鶏のよだれが入っているわけではなく、そのおいしさを想像しただけでよだれが出るほどおいしい鶏料理という意味なんだそう。
その内容は、ゆでた鶏肉を冷やしてスライスし、香辛料や薬味がたっぷり入った辛いソースをかけた冷菜。冷たくて辛いという、夏でも冬でも楽しめる料理となっています。
●ピリ辛よだれ豚のレシピ
【作り方】
1) 豚肉を食べやすい大きさに切り、かたくり粉、酒をよく揉み込んでおく
2) 長ねぎはみじん切りにし、耐熱容器に長ねぎ、しょうゆ、レモン汁、水、はちみつ、ラー油、ごま油、白ごま、白すりごま、鶏ガラスープの素、しょうがチューブ、にんにくチューブを入れて合わせてタレを作る
3) タレを容器に入れ、ふんわりラップをして、600Wのレンジで約1分加熱する
4) 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら、豚肉を入れてサッと火を通す
5) 豚肉の色が変わったらザルに取り、そのまま自然冷却する
6) お皿にお好みの野菜を並べ、上に豚肉を乗せる
7) 最後にタレをかけて、できあがり!
野菜はレタスや水菜、キュウリなどがオススメです。辛いものが苦手な人は、ラー油の量を調整したり、ラー油の代わりにごま油を使ってもOK。
名前は初めて聞くと、ちょっとびっくりしてしまいそうな「よだれ豚」。でもその手軽さとおいしさを知ってしまうと、やみつきになってしまうかも…?はまってしまうのが怖くない人は、ぜひお試しください!
(文・姉崎マリオ)