わが子の場合、後追いが始まったのは生後8カ月のころ。少しそばを離れるだけでも大泣きです。そんなにベッタリくっついていなくちゃいけないの?と、ストレスはたまる一方だったことを覚えています。そこで今回は、私の子育て経験をもとに、赤ちゃんのそばを離れるときのアイデアをご紹介します。
1.目新しいおもちゃを与える
わが子にいちばん効果のあった方法が「目新しいおもちゃを与える」です。そばを離れるとき、まずはお気に入りのおもちゃを与えます。しばらくおもちゃに集中するので、トイレに行く程度であれば泣かずにすんだこともあります。お気に入りのおもちゃでも効果のない場合は、目新しいおもちゃを与えると効果てきめんでした。
おもちゃでなくても、誤飲やケガの心配がないご家庭の日用品でもじゅうぶんです。私はプラスチック製のコップやお皿などを与えていましたよ。
2.離れた場所からも声をかける
ママがいないことが不安で泣くのであれば、存在をアピールすれば少しは安心できるのではないか? そう思い、「ママはここにいるよ~!」と常に声をかけてみました。ところが、ママの声がするのに姿が見えないことで不安になり、さらに大泣きしてしまいました。
でも、それはママが近くにいる、ぼく・わたしのことを気にかけていると認識できている証拠でもあると感じました。ママがそばを離れると結局は泣いてしまうのであれば、声をかけて泣いてしまったとしても、きっとママの声は赤ちゃんにとって安心材料になる……。そうと思って離れた場所からも声をかけていましたよ。
3.「待っていてね」と声をかけてから離れる
そばを離れるときに必ずおこないたいのが「待っていてね、すぐ戻るから」と声をかけることです。それでも最初のうちは泣いていましたが、続けているうちに泣かなくなりました。ママが消えてしまうのではなく、きちんと戻ってくることを分かってもらえたのではないかと思います。
おもちゃなどで気をそらすこともひとつの方法ですが、「言葉」がいちばん効果的な方法だったのかもしれません。
赤ちゃんの後追いが激しいと、家事をするのもひと苦労だと思います。お昼寝や機嫌のいい時間帯に済ませることも方法ですが、なかなか都合よくいきませんよね。そんなときはおんぶをすると両手が使えるうえに、うまくいけば寝てくれるかもしれません。わが子に合った後追い乗り切り術をぜひ見つけてみてくださいね。(TEXT:ママライター田中由惟)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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