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【桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿】桜の枝は折っちゃいけないその理由
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桜前線もだんだんと日本を北上し、桃色の春のひと時を楽しまんとインスタグラムをはじめ様々なSNS上では桜の画像が咲き乱れています。

しかし、残念なことに桜をうつしたいあまり、桜の枝をつかんだり折ったりする人も現れているようで、同じSNS上では非難の声があがっています。
桜
 

桜の枝を切ってはいけない理由 梅は大丈夫な理由

昔から、“桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿”ということわざもある通り、桜は切ってはいけないとされています。どうして桜は切ってはいけないのでしょうか。そこには、きちんと理由があるのです。

毎年必ず決まった時期に花を咲かせる桜は、何十年もそこに植えられて丈夫なイメージがありますが、病気に弱いだけでなく、剪定に弱いのです。

桜の枝を切ったり折ったりすると、そこから樹液が出て樹勢を弱めるだけでなく、切り口に腐敗菌が繁殖し、木全体に病気を引き起こす原因となりやすいのです。

桜の枝を切るのは必要であっても落葉時期に行うのが基本であり、剪定した後には切り口に癒合剤などを塗り傷口をふさぐ必要があります。それは、人間が切り傷になった際に、傷口を縫うことで出血や感染症を防ぐのと同じこと、と考えればわかりやすいでしょう。

それでも桜の枝と一緒に写真を撮りたい場合は?

ちなみに梅は枝を切っても切り口を自分で保護する力が強いといわれており、これが“梅切らぬ馬鹿”たるゆえん。

どうしても桜と思い通りの画像が撮りたい場合は…。花屋でも桜の枝は販売されているため、買って開花するまで育てましょう! 毎年花を咲かせる桜の花は、そうして人々のケアや手入れを繰り返し、育ってきた証。そう考えると、より愛おしく感じませんか?
(文・団子坂ゆみ/考務店)
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