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目撃したことある?貝の中に棲む小さなカニ“ピンノ”食べても大丈夫?
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アサリやハマグリを調理した際に、貝の中から赤い小さなカニが出てきたことありませんか? 調べてみると、あのカニの正式名称は、カクレガニ、またはピンノテレスといい、通称・ピンノというそうです。

ピンノは貝に寄生している寄生がに

貝の中にうっかり入りこんでしまって、そのまま出られなくなってしまったのかしら? ピンノを見てはそう考えたことがある人も少なくないかもしれませんが、実はピンノは寄生蟹。宿主である貝に寄生しており、アサリや牡蠣、タイラギなど様々な2枚貝や巻貝などに寄生しています。
あさり
 
約100種類ほど存在が確認されており、宿主を食べることもなく寄生するため、宿主の成長が妨げられることから、ピンノに寄生された貝は実が小さくなりがちとのこと。ちなみに、雄は雌よりも体が小さく、2分の1から4分の1程度。そのため、雄は貝を自由に出入りするそうです。居候のような存在でしょうか。

ちなみに、寄生というと寄生虫のようにちょっと気持ち悪い印象を受けますが、食べてもまったく問題なし。なかには、アサリの塩抜きの際に出てきたピンノがかわいらしくて、水槽で育てているという人も…。
ただし、もともとが生きた貝と一緒に生きる生き物。なので、単体で飼育した場合長期飼育はそこまで期待してはいけませんが、上手に飼育すると数カ月間は飼育できたという人も。

とはいえ、海水や人工海水を購入し、定期的に水を足したり、エアレーション(ブクブク空気を送る)する必要があり、飼育は結構面倒。偶然生きているピンノを見つけたら…子どもの夏の自由研究にはちょうど良いかもしれませんね。
(文・団子坂ゆみ/考務店)

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