梅干しはいつまでおいしく食べられる?今さら聞けない「梅干し」の基本のき

梅干しはいつまでおいしく食べられる?今さら聞けない「梅干し」の基本のき

日本では千年以上前から食べられていると言われる「梅干し」。おにぎりやお弁当に欠かせない食材のひとつですよね。今回は、賞味期限や意外な料理との組み合わせなど、知ればもっとおいしくいただける梅干しのお話です。

■「梅干し」には2種類ある?


名前を聞くだけでつばが出てくる、塩気たっぷりでキューッと酸っぱい梅干し。一方、最近ではかつお節や昆布、はちみつなどで漬け込み、甘くまろやかな味わいの梅干しも人気です。みなさんはどちらがお好きですか。

食品の品質を定めたJAS規格で、梅干しは「梅干し」と「調味梅干し」の2つの種類に分けられています。昔ながらのたっぷりの塩で漬けられた、塩辛くて酸っぱいものが「梅干し」、梅干しを塩抜きしてまろやかな調味液に漬けたものが「調味梅干し」です。
ちなみに、含まれる塩分量(※)は、100gに対して「梅干し」は18.2g、「調味梅干し」は7.6g。塩分量もかなり違いますね。
※日本食品標準分析表(2015年版)による

■梅干しの賞味期限は長いの?

梅干しの賞味期限は、含まれる塩分に関係しています。塩分20%前後の「梅干し」は長く食べられる保存食とされ、賞味期限が記載されていない場合もあります。

塩分が半分以下に抑えられた「調味梅干し」は、賞味期限が6ヵ月程度と短いのが一般的。メーカーや商品によって違いがあるため、ラベルを確認してくださいね。

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