離乳食とミルクを与えるタイミング
個人差はありますが、だいたい生後5~6カ月くらいから始まる離乳食。これまで母乳やミルクだけで栄養摂取していたのが、離乳食とはいえ、やっと“食べもの”にチャレンジするという、成長を感じる瞬間のひとつです。
ところで、そうなると意外と困るのがミルクの量やタイミングだったりします。こちらも個人差はありますが、だいたいの変化を月齢別に追っていきましょう。
生後5〜6カ月ごろ(離乳食初期)
この時期はおっぱい・ミルクが80〜90%とほとんど。赤ちゃんがあまり食べなくても気にしすぎないようにしましょう。
離乳食と授乳はセットと考えて、授乳の前に食べさせます。最初は午前中か遅くない夕方の1回、1カ月たったら午前中と夕方の2回に。3~4時間以上間隔をあけるほうが食べてくれます。食事の時間帯を変えないことが大切です。
生後7〜8カ月ごろ(離乳食中期)
離乳食後のおっぱいやミルクは、赤ちゃんがほしがるだけ飲ませましょう。離乳食が1日2回になると、栄養の約1/3は食事でとるように。離乳食の量が増えるにつれて、食後のおっぱいやミルクの量が減ってきます。
この時期になると離乳食を食べることがだんだん習慣化してきます。毎日同じ時間帯にあげることが大切です。
生後9〜11カ月ごろ(離乳食後期)
この時期になると栄養の半分以上を離乳食から摂るようになります。食べられる食材も増えるので、いろいろなメニューにチャレンジしていきましょう。
離乳食が3回に。授乳だけだった昼過ぎの時間帯にも食べさせます。きちんと食べるようになったら、大人の食事と同じ朝、昼、夜の時間帯に近付けましょう。ただし、できるだけ3回目が夜8時を過ぎないように。おっぱいやミルクは食後以外にも飲ませます。
1歳〜1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)
朝、昼、夕の食事が大人と同じ時間帯になります。栄養の80%以上を離乳食からとるようになります。
ただ、卒乳すると3回の離乳食だけでは栄養をとりきれません。食事の間に1、2回補食を与えましょう。おやつは甘いものだけではなく、果物やふかしいも、ヨーグルトなどもおすすめです。
※参照元:ニュース(食・レシピ)「【月齢別】離乳食のスケジュール&おっぱい・ミルクとの関係」〈https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/2959 〉
離乳食がはじまってミルクの量の調節に悩んでいるママさんは、一度こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。離乳食を始めることはママにとっても赤ちゃんにとっても初めてのことで、戸惑うこともあると思いますが、日々様子を見ながら、じょじょに調節していけばいいと思いますよ。あまり悩みすぎず、初めての離乳食の時期を楽しんでくださいね。
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配信: ベビーカレンダー(レシピ)