おもちゃなど、もので気を逸らす
どんなに叱ったり、言いつけても1歳児はほとんど言葉が通じません。そのため、外食をする際は、おもちゃなどで気を逸らすと言った工夫をしている人が多いようです。出かける前にお気に入りのおもちゃを何点か用意して、子どもが飽き始めたそぶりを見せたら、すぐに次のおもちゃを出すと言った具合に、常に何かに集中させるのがポイントのようです。
また、小さな鉛筆とノートなどを持参して、お絵かきで時間を潰すという方法もあるようです。
さに、「荷物が一杯でこれ以上おもちゃは無理!」という人は、手遊び歌なども効果的。「大きな栗の木の下で」や「糸巻き巻き」など、身振り手振りを使う歌は、子どもの気を引きやすく、いつも歌っている歌ではなくても、聞いたことがあると思うと、意外と子どもは一緒に楽しんでくれるものです。
子どもは動いて当たり前
稀に外に出ても静かな子もいますが、たいていは周囲になれることができず、固まっているだけ。ほとんどの子どもは飽きてしまえば勝手にウロウロしたり、大きな声を出し始めたりしてしまうものです。
特にママに余裕が無く、イライラを感じ取ってしまったりすると、子どもはより一層落ち着きがなくなってしまう…。だから、「ママはしっかりと落ち着いて、子どもの面倒を見ることが、最も大事」との意見も。忙しかったり体調が悪かったりと、自分自身が落ち着いていられなそうであれば、無理をせず外食をやめるという決断をするのも大事ですね。
卒乳してようやく外でも一緒に食事ができる! と思っても、実際はなかなかうまく行かないもの。事前の準備と心構えをしっかりしておいて、子どもも自分自身も楽しく食事ができ、周囲にも迷惑をかけずに済むようにしたいですね。
(文・姉崎マリオ)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。