こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が進むとほんの少し調味料を入れて調理を始めます。調味料はいろいろありますが、どれを使ったらいいのでしょうか? 今日は、離乳食期におすすめの調味料についてお話しします。
赤ちゃんにおすすめの調味料とは?
離乳食インストラクター協会では、赤ちゃんにはしょうゆと味噌をおすすめしています。甘さを加えたいときは砂糖も使うことができます。
調味料はいつから使えるの?
調味料を使うならば、離乳食後期ごろをおすすめしています。一般的に「離乳食中期から使えます」と、離乳食本などに書いてあることが多いですが、離乳食インストラクター協会では、素材とだしの味を離乳食中期まで味わうことを推奨しています。
調味料を使える量は?
離乳食に使う調味料は、味つけというよりも風味づけ程度に使いましょう。大切にしたいのは、「食材そのものの味を味わうこと」「赤ちゃんの内臓機能は未熟である」ということ。この時期はまだ大人と同じような味つけではないということを覚えておきましょう。味つけ前に味見をして、おいしければ無理に味つけをしなくてもOKです。
ほかに使える調味料は?
離乳食後期の後半ごろには、マヨネーズやケチャップ、酢なども使えるようになります。離乳食完了期以降は、各種ソース類もOK。ただ、これも量は上記を目安にお使いください。 濃い味を覚えてしまうと、それを好んでしまい、薄味の食事を食べてもらえなくなることがあります。
赤ちゃんの味覚をはぐぐむためにも、調味料に頼りすぎず、だしと素材を味わえるといいですね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
※参照元:ベビーカレンダー「調味料で赤ちゃんが食べられるもの」〈https://baby-calendar.jp/baby-food-guide/19 〉
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