ベビーバスの人気のアイテムは?
各方式はそれぞれどんな特徴があるのか? 違いやメリット・デメリットは以下の通り。
●エアータイプ
デメリット商品によって耐久性にはバラツキあり。また、空気で膨らませることで発生する溝に汚れ等が詰まりやすい。使うたびに膨らませるのは少々面倒。
●折りたたみタイプ
デメリット商品によっては少々重たいものも。また、エアータイプに比べると割高。
●フォールディング式
デメリット構造的に重いアイテムが多い。また、こちらも折り畳みタイプ同様に割高。
では、実際の使い心地は…? 各方式の代表的な商品を実際に購入し、使い心地を検証してみました。今回試した商品はこちら。(※価格はAmazonより。価格は時期によって変動します)
●リッチェル「ふかふかベビーバス」
対象月齢/新生児~3カ月ごろまで
適用身長/60cmまで
サイズ/68x47x29(cm)
●ストッケ「フレキシバス」
対象月齢/新生児~4歳ごろまで
適用身長/60cmまで
サイズ/66x35x24(cm 開いた時)
●リトルプリンセス「Little Princess フォールディングバス」
対象月齢/新生児~
適用身長/70cmくらいまで
サイズ/81x46x23(cm 開いた時)
実際に使ってわかったベビーバスのおすすめは?
リッチェル「ふかふかベビーバス」の使い心地
ただ、空気を入れる口が4カ所あり、膨らませるのが結構ひと苦労。私は口で吹き込んだのですが、もし持っているなら浮輪を膨らませるポンプの利用をオススメします…(つらい)。
そうして膨らませたからこそ、もう一度空気を抜いて膨らませるのはちょっと面倒だと感じてしまいました。干すことができるよう穴が付いていますが、しぼんだ生地と生地の間に汚れが入り込んでしまいやすいことから、衛生面はやや不安。
ストッケ「フレキシバス」の使い心地
しいて言うならば、折りたたみ時に利用するとってのような部分が、子どもの眼などに入ってしまわないか心配に感じました。また、オプションを購入しないと寝転んでの沐浴は、腕で支えることとなりちょっと大変かもしれません。
リトルプリンセス「Little Princess フォールディングバス」の使い心地
ただ、ちょっと重いので、誤って倒れてしまったら危ないかも。吊り下げることを前提にしており、立てかけてて収納する際は注意が必要。
●ママテナ編集部による2018年ベビーバスのおすすめ
リッチェル「ふかふかベビーバス」
収納性:★☆☆
メンテナンス性:★☆☆
機能性:★★★
ストッケ「フレキシバス」
収納性:★★★
メンテナンス性:★★★
機能性:★☆☆
リトルプリンセス「Little Princess フォールディングバス」
収納性:★★☆
メンテナンス性:★★☆
機能性:★★☆
僅差ですが、合計ポイントで「ストッケ フレキシバス」が1位。オプションの「フレキシバス ニューボーンサポート」をつければ、機能性も3で満点かもしれません。
ところでベビーバスっていつまで必要?
Q1.ベビー用品のなかで、「ほとんど使わず、買って後悔した」または「レンタルで十分だと思った」ものは?
1位 ベビーバス 32.8%
2位 ベビーベッド 29.3%
2位 乳幼児の靴下 29.3%
4位 歩行器 27.6%
5位 ベビーオイルやローション 23.3%
6位 ハイローチェア 21.6%
7位 長肌着 17.2%
8位 哺乳瓶 16.4%
9位 赤ちゃん用の布団セット 15.5%
10位 抱っこひも 6.9%
ベビーバスはそのサイズからも、利用できるのは大体生後から半年くらいまで。活躍期間が短いだけに、不要と感じてしまうママも多いのかもしれませんね。
不要になったベビーバスの利用法は?
ネット上を検索してみると、やはり「何かに使えないものか」と、考えたママパパは多いのか、アイデアがずらり。たとえば、水槽として利用している人やプランター代わりにしている人が散見されました。
その他、これからの時期なら、アウトドアシーンでドリンクやアルコールを冷やす、アイスペール代わりの利用はいかが? 飲み終わったら折りたたむこともできて、クーラーボックスよりもかさばらないのもメリットです。
せっかく買った想いでのベビーバスを捨てるのは、ちょっともったいない。暮らしの役に立てて、思い出を長く楽しみましょう!
(文・団子坂ゆみ/考務店)