DIYに挑戦! 何から始めたらいいの…?

DIYに挑戦! 何から始めたらいいの…?

第1回 100円ショップの材料でお手軽DIY!
自分好みのアイテムを自分の手で作るDIY(Do It Yourselfの略語)。日曜大工から工芸アイテム作りまでその意味合いは幅広く、最近では、親子でDIYを楽しむ人も増えているようです。そこで、これからDIYにチャレンジする人がおさえておきたいポイントを、DIYにまつわるイベントなどの企画を手掛ける「DIYプロダクション」所属の山崎真希さんと小島友江さんにお話を聞きました。

何から始めればいい? DIYのはじめの一歩

DIYを始めてみたいと思っても、どんな準備が必要なのか? また、何をどうやって作ればいいのか、最初は迷ってしまうもの。そこで、DIYの達人である山崎さんと小島さんにアドバイスを求めたところ、次の4つのポイントを教えてくれました。

<ポイントその1>何かに使えそう! という直感が大切

「『こんなモノが欲しいけど売ってない』というときに、自分の手で作れるというのがDIYの醍醐味。100円ショップやホームセンターをぶらぶら歩いているだけでも、けっこうアイデアが出てきますよ。作りたいものや材料をあらかじめ決めておくのもいいですが、店内をぶらぶら歩いてみて、使えそうなものを発見しながら、作りたいものをイメージするのもおすすめです」(山崎さん)

<ポイントその2>道具は必要なとき必要なだけ

「作りたいものが決まったら、そのときに必要なものを少しずつ買っていった方がいいですね。本格的に道具を揃えようと思うとハードルが高くなってしまうので、ペンキを塗りたいと思えばその時に刷毛を買うとか、ラックを作りたくなったらのこぎりやドライバーを買うとか。最初は家にある道具で代用できるものは代用して、なるべくコストをかけずにスタートするといいでしょう。あえて用意するものがあるとすれば、エプロンや汚れてもいい服ですね」(山崎さん)

<ポイントその3>必要なものを見つけてみる

「『DIYに興味はあるけど、何を作ればいいか分からない』と漠然と思ったときは、“家の中に足りないもの”を探してみることから始めてみましょう。『ここの隙間に何か入れられないかな?』とか『物置きのなかに段があると便利だな』というように、既製品を買う前に自分で作れないか考えてみるといいかもしれません」(小島さん)

<ポイントその4>子どもと一緒にDIYを楽しもう!

「子どもは切ったり塗ったりが大好き。せっかくなら、子どもとDIYを楽しみながらやるのがおすすめです。そのためにも、まずお母さんがDIYを楽しむことが大切です。いまは、子ども向けにDIYの教室なども開催されていますが、家でやることが自然になるとDIYも特別なことではなくなります。小さい頃からDIYに親しんでいると、ものづくりに対する感性も養われます。おもちゃ箱や棚など、収納のアイテムを一緒に作ってみると、片付けにも積極的になってくれるかもしれません」(小島さん)

DIYに挑戦! 何から始めたらいいの…?

自分の手で作ったものは愛着もひとしお。DIYは子どもにとっても、遊び感覚で楽しめるので休みの日などに一緒に実践してみてはいかがでしょうか。
(文・末吉陽子/やじろべえ)

【取材協力】

DIYプロダクション
株式会社ダイナシティコーポレーション
DIY(Do It Yourself)に精通した講師、アシスタントが所属。TV番組の講師・コメンテーター、専門誌の実技・監修、イベントのデモンストレーターなど、DIY関連の各専門分野で活躍中。
DIY(Do It Yourself)に精通した講師、アシスタントが所属。TV番組の講師・コメンテーター、専門誌の実技・監修、イベントのデモンストレーターなど、DIY関連の各専門分野で活躍中。