長持ちさせる使い方を再確認!今さら聞けない「フッ素樹脂加工のフライパン」の基本のき

長持ちさせる使い方を再確認!今さら聞けない「フッ素樹脂加工のフライパン」の基本のき

リーズナブルで使いやすいフッ素樹脂加工のフライパン。でも、思ったより早く食材がこびりつくようになったと感じたことはありませんか。今回は、フッ素樹脂加工のフライパンを少しでも長く良い状態で使うための調理時やお手入れ時のコツについてご紹介します。フライパンで作れるかんたんスイーツレシピも集めてみましたよ♪

■「フッ素樹脂加工」の使い勝手がいいのはどうして?


フライパンには、頑丈で耐久性のある「鉄」、保温性が高い「ステンレス」、軽い「アルミ」などが使われています。そして、アルミやステンレスのフライパンの内側を何層にもコーティングしたのが「フッ素樹脂加工」です。

フッ素樹脂加工のフライパンは、くっつきにくく、汚れを落としやすい特徴があり、普段使いの1枚にぴったりといえますが、鉄製のフライパンが“一生もの”といわれるのに対し、フッ素樹脂のコーティングが劣化して焦げ付きやすくなってきたら買い替えのタイミング。

ちなみに、よく聞く「マーブルコート」や「ダイヤモンドコート」のフライパンは、フッ素樹脂加工の耐久性をさらに高めたものです。

■火加減と空炊きに注意!

フッ素樹脂加工のフライパンはデリケート

予熱のためフッ素樹脂加工のフライパンに何も入れずに長い間火にかける(空炊き)と、温度が上がりすぎることでコーティングが劣化しやすくなります。

また、火加減は弱火または中火程度が基本。高温で長時間調理することもコーティングの劣化につながります。フッ素樹脂加工のフライパンは、思っているよりもデリケートなんですね。

金属製のツールは避けて!

固い金属製のツールを使うと、フライパンの表面に傷がつきやすくなります。コーティングがはがれる原因になり劣化が進むので、木製やシリコン製などのツールを使うのがおすすめです。また、フライパンの上で食材を刻むのも避けてくださいね。

調理後は放置しないで!

調理したものをフライパンに長い時間入れたままにするのは避けましょう。コーティングがはがれ、サビの原因にもつながります。早めに保存容器に移すのがおすすめです。

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