【子どもの質問攻撃】「なんで?」「どうして?」に対する答え方は?

第2202回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
子どもがある程度の年齢になると、言葉でのコミュニケーションがとれるようになり、ママとしても少しだけ育児が楽になるかもしれません。しかし実際には、知的好奇心が高まった子どもから「なんで?」、「どうして?」と質問攻撃をされ、ママは疲弊してしまうなんてこともありますよね。あの質問攻撃、どう対処すればいいのでしょうか?

質問攻撃をされても怒るのはNG

成長によっても異なるので一概にはいえませんが、子どもが3歳くらいになると、興味を持ったものに対して「なんで?」と質問する機会が増えますよね。たとえば、「イチゴが赤いのはなんで?」、「(ナメクジを見ながら)どうしてクルクル(カタツムリの殻)がないの?」といったような正直、大人でも答えづらいというか、正解を知らないような質問ばかりで、ときにはイライラしてしまうもの。

でも、そこで子どもに対して、怒ったり、適当に受け流したり、無視してしまうのはNG行動。しっかりと対応するようにしましょう。

【子どもの質問攻撃】「なんで?」「どうして?」に対する答え方は?

わからない質問には「わからない」もアリ

子どもの難解な質問攻撃に対して、ママが疲れてしまう理由のひとつには、「正しい答えを教えてあげなくちゃ」という親心があるから。でも、そんなにがんばる必要はなさそう。

ネット上のママたちの声を見ると、子どもの質問攻撃に対しては、「なんでだと思う?」と質問で返して、子どもに考えさせたりしているという意見が多くありました。

他には、正解がわからない質問に対しては、素直に「わからない」と伝えるママもいるのだとか。ただし、「わからない」といってコミュニケーションを終わらせるのではなく、「わからないから、ママと一緒に調べてみようか?」などのように、子どもに調べさせるコツを学ばせる機会にするといいそうですよ。

子どもから難しい質問をされるたびに、スマホで検索して答えを探す…。それも間違った方法ではないかもしれませんが、せっかくなら調べるときも子どもと楽しむようにしてみてはいかがでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)

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