2015年もっとも家庭運があるママは?

2015年もっとも家庭運があるママは?

第2回 2015年 ママの運勢占ってみました
新しい年がスタートしてはや3週間。今年も家族仲良く、幸せに暮らしたいところです。そこで、気になる2015年の「家庭運」について、占星術師のシュガーさんに占ってもらいました。

●2015年「家庭運」の良さには土星の位置が関係?

家族の平穏な暮らしにおいて、大きなウエイトを占めるのがママの存在。では今年、家庭に良い運気をもたらすのはどんなママなのでしょうか?

「人と人とが共に暮らす共同体である家庭においては、ある種の我慢強さが必要となります。占星術において、そんな忍耐を象徴するのが『土星』という惑星。星の運行を見ていくと、ちょうど昨年末から土星は『射手座』に位置しています。よって、今年もっとも家庭運に恵まれる可能性があるのは射手座の性質を上手に取り込むことができたママということになります。射手座の性質とは、たとえば忍耐だったり、自分と異なる意見や価値観の相手に対する寛容さであったりします」(シュガーさん)

なんでも、土星は社会の枠組みや常識の変化と関係する惑星で、前回土星が射手座にあった1986年前後にも男女雇用機会均等法が施行されるなど、世の中に大きな変革が巻き起こったといいます。そして、それは自由を好む射手座の特性にもマッチするとか。なお、土星は2017年12月20日まで射手座にいるそうです。

「一方で、土星というのは試練を与える星ともいわれ、その試練をいかに克服するかが運気をアップさせるカギとなります。この期間中は、お金や地位といった物質的な安定よりも、精神的な基盤を見つめ直すことがより重要になるでしょう。たとえば本を読んだり、講座を受けるなどして、世の中の物事に対して自分なりの見識や考え方を深めること。また、家族という単位を超えて自分が生きる世界全体が抱える課題やテーマに対して真剣に向き合い、きちんと悩み考え抜いていくことも必要です。そのうえで、未来への明るい希望や寛容な姿勢を失わずにいることが、結果的に家庭に良い運勢をもたらしていくのだと思います」

2015年もっとも家庭運があるママは?

逆に、ママが感情に囚われすぎてしまうと家庭の運気は下がるそう。特に、今年6月半ばから9月半ばまでの3カ月は土星が一時「蠍座」に戻り、「嫉妬深さ」や「人間関係の狭さ」、「感情をためこみすぎる」といった蠍座のマイナス特性がぶり返しやすいので、注意が必要とか。

家族みんなが幸せに暮らすためには忍耐も必要。家庭運をアップさせるためにも、心のゆとりをもって過ごしたいものです。

(文・前田智行/やじろべえ)

【取材協力】

SUGAR(シュガー)
SUGAR(シュガー)
占星術家。1983年生まれ。15歳の時、絵本『100万回生きたねこ』をユング心理学で読み解く国語の授業と、古本屋で手に取った心理占星術の本に影響を受け、以来独学を重ねて25歳より占星術家として活動中。慶応大学哲学科卒。
占星術家。1983年生まれ。15歳の時、絵本『100万回生きたねこ』をユング心理学で読み解く国語の授業と、古本屋で手に取った心理占星術の本に影響を受け、以来独学を重ねて25歳より占星術家として活動中。慶応大学哲学科卒。