離婚しがち夫婦に見られる妻の口グセ

離婚しがち夫婦に見られる妻の口グセ

第17回 今よみたい!ママテナピックアップ
他人に対しては普通にできる気遣いが、夫婦間ではできなくなってしまうことが多々あるもの。離婚に陥りやすい夫婦のパターンとして、知らず知らずのうちに相手を不愉快にさせてしまう妻の口グセには、どんなものがある?

離婚問題研究家で、『ある日突然妻がいなくなった』(ベストブック)、『「最高の離婚」のつくり方』(自由国民社)などの著書を持つ岡野あつこ先生は言う。

「離婚につながりやすい奥さんに共通しているのは、ダンナさんのプライドを傷つける言葉を使う傾向があることです。夫と完全に対等になり、一目を置くことを忘れているから、思ったことをそのまま言ってしまうんですよ」(岡野先生 以下同)

岡野先生が実際に数々の離婚相談のなかでよく耳にする、「夫が言われて嫌だった言葉」を挙げてもらった。

●仕事への口出し
・仕事が忙しいときに妻に言われる「本当に仕事なの?」「本当に残業なの?」などの疑いの言葉
・「もっと稼いでよ」「こんな安月給で偉そうにしないで」といった直接的な攻撃の言葉のほか、「私だって欲しいものも買わずに我慢しているんだから!」などという皮肉。

●相手の親・兄弟に関すること
・「あなたのお母さんって、意地悪よね」「あなたのお姉さんってケチよね」など、相手の身内の悪口。