各メーカー微妙に異なる 冷蔵庫の自動製氷機の機能差

第2244回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
冷やす、凍らすからどんどん高機能化した冷蔵庫。特に、昔を知っている世代のなかには、自動製氷機に感動した人も少なくないのでは?

各メーカー微妙に異なる 冷蔵庫の自動製氷機の機能差

確認しよう冷えない冷蔵庫のチェックポイント

冷蔵庫の製氷機能は年々進化しており、ミネラルウォーターへの対応や透明氷などを売りにするメーカーも登場しています。そこで、主要各メーカーの最新モデルにはどんな違いがあるのか? 自動製氷機能のみに特化して比べてみました。

パナソニック「NR-F603HPX」などのモデルには、最短80分で氷が作れる「スピード製氷」が搭載されているのが特徴。専用トレイに水をいれセットするだけでOKと簡単。

三菱電機は、カルキを低減して水道水でもおいしく製氷する「丸ごとクリーン清氷」機能を搭載。水の通り道をすべて取り外して洗える「給水経路丸洗い」機能や抗菌剤を練りこみ丸洗いを可能とした「抗菌丸洗い製氷皿」など、メンテナンスのしやすさが特徴です。

シャープの最新モデルは、大きくて溶けにくい氷が作れる「おうちでロック製氷」機能が搭載。透明度の高い氷が、しかも大き目の粒で作ることができるから、ロックでお酒を飲むパパやティータイムにも活躍しそう。

日立の最新モデル「HWシリーズ」などに搭載される製氷室は、製氷用水の水がなくなったらランプで教えてくれる「吸水お知らせサイン」を搭載。暑い夏、いざ製氷室を開けたら氷がなく、給水タンクにも水がなかった…という、製氷室あるあるを未然に防ぐことができるから親切。

かように、各社似ているようで、微妙に特徴が異なる製氷室。スピード化、メンテナンス性か、氷の粒か…。買い替えの前には、こだわりのポイントを決めましょう。
(文・団子坂ゆみ/考務店)

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