直火式も電気式も!おすすめの圧力鍋5選

第26回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
圧力鍋を購入しようと検討すると、コンロに直火で利用するものから炊飯器のような電気式の物もあり…。単に、直火式だけを想定していたママにとっては、悩みのポイント。そこで、まずはどんなモデルが人気なのかを探ってみることに。

圧力鍋のおすすめアイテムをチェックしてみる

手始めに『価格.com』のランキングを調べてみると、上位5位は以下のようなラインナップ。

5位:フィスラー「ビタクイック 4.5L+2.5Lセット」

出典:価格.com
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ドイツの老舗メーカー、フィスラーの代名詞的存在である圧力鍋とスキレット、2in1のお得なセット。圧力鍋といえば、加圧した際の爆発しそうな音にドキドキする人も多いと思いますが、同社の圧力鍋は音が静かなのが特徴。セットだから、新生活用や贈答にもピッタリ?

4位:パール金属「クイックエコ3層切り替え式圧力鍋3.5L」

出典:価格.com
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アルミニウムをステンレスで挟み込むような3層構造によって、焦げ付きにくさと高い保温性を実現。高圧モードと低圧モードを切り替えることができ、やわらかい食材の煮崩れを防止することもできる。3.5Lは五合炊き。

3位:象印「圧力IHなべ EL-MB30」

出典:価格.com
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2017年の9月に発売された電気式の自動圧力IH鍋。材料と調味料を入れて予約しておけば、帰宅後料理が完成しているというお手軽さが時短したい人たちの支持を得てか、堂々3位に。栄養素を崩しにくいという無水料理のレシピにも対応。ちなみに、公式レシピブックを見ると白飯の記載はないものの、炊き込みご飯やおこわのメニューもあることから、ご飯も炊けそうです。

2位:ティファール「クリプソ ミニット イージー 4.5L」

出典:価格.com
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圧力鍋の悩みのひとつといえば、その重さ。どうしても高圧に耐えるためには重厚で堅牢な構造にしなければないこともあり、重くなってしまうものですが、同商品は従来製品よりも重量を30%カットすることに成功。使いやすさがウリです。

1位:ワンダーシェフ「e-wonder OEDA30 3.0L」

出典:価格.com
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1位に輝いたのも、なんと電気式の圧力鍋。失敗を防止する火力の自動調整の他、90度で定温加熱してくれる「スロークッカーキー」など、調理における手間や失敗をグンと減らしてくれます。それでいて、1万円ちょいで購入できるというリーズナブルさも人気のゆえん?

ティファールとパール金属は高評価傾向

他のランキングも同様の傾向が? 今度は『ヨドバシカメラ』公式ウェブサイトの圧力鍋ランキングをのぞいてみると、こちらは、5位から3位までをティファールの「クリプソミニット」シリーズが席捲。そのなかにあって、シロカ「SP-D121」が2位と大健闘。

同アイテムは、デザイン性も高いことから女性から支持を集めている製品。圧力時間の調理も60分まで1分単位で買えることもでき、料理初心者から上級者まで幅広く使いやすいと評判です。

1位は、『価格.com』ランキングの4位にエントリーした、パール金属の「クイックエコ 3層切り替え式圧力鍋 4.5L」でした。

こうして結果を見て見ると、電気式の圧力鍋が意外と検討しており、安価なモデルも登場し始めていることに驚き。

電気よりもガスの方が光熱費面では安価に済みそうなものの、置く場所があるなら、ガスコンロとは別の場所でもう一品仕上がる方が確かに楽かも…。メニュー通り材料を入れれば失敗しにくい点も安心です。

圧力鍋購入を検討の際には、電気式も一緒に検討を。直火式より、メニューのバリエーションが広がり、何より時短につながるかもしれませんよ。
(文・団子坂ゆみ/考務店)