メディア個別 女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とは?生理や妊娠への作用を知っておこう | カラダのキモチコラム | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
ママの知りたい情報が集まるアンテナ

ママテナ

女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とは?生理や妊娠への作用を知っておこう

第68回 カラダのキモチコラム
一生のうちに分泌される女性ホルモンの量は、わずかスプーン1杯といわれていますが、実際に一生の女性ホルモン量を測ったデータはありません。ですが、それくらい少ない量であり、しかもそれは自分の意志で増やしたり減らしたりできるも […]

一生のうちに分泌される女性ホルモンの量は、わずかスプーン1杯といわれていますが、実際に一生の女性ホルモン量を測ったデータはありません。ですが、それくらい少ない量であり、しかもそれは自分の意志で増やしたり減らしたりできるものではないのです。量にこだわること自体がナンセンス。今回は女性ホルモンのひとつであるプロゲステロン(黄体ホルモン)に注目しましょう。

プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きとは?

プロゲステロンは、20代、30代で分泌量はピークに達し、更年期になると急激に低下します。子宮内膜を厚くして受精卵を着床しやすいようにするなど、妊娠の成立・維持に関する役割などを担います。

プロゲステロンの主な働き 子宮内膜を厚くして、受精卵が着床しやすくする 妊娠を維持する 食欲を増進させる 体温を上げる

プロゲステロンの分泌量は多すぎても少なすぎても問題!

プロゲステロンの分泌量が増えると起こる可能性のある症状 食事後に低血糖を生じやすくなる 乳房が張る 腰痛、頭痛などが生じる イライラと怒りっぽくなったり、抑うつ気分にかられたりする プロゲステロンの分泌量が少な過ぎると起こる可能性のある症状 子宮内膜が厚くならず、受精卵が着床しにくい 多嚢胞性卵巣症候群のリスクが高まる

プロゲステロンの分泌量が少な過ぎる人は、妊娠しにくいといわれています。せっかく卵子と精子が出会って受精卵ができても、それが子宮のベッド(内膜)に受け止められず流れてしまっては、赤ちゃんへと育つことはありません。ホルモン療法などで対策することが求められます。

生理や排卵に与える影響

プロゲステロンや、もう1つの女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)は脳からの指令によって分泌されていますが、この指令となる物質の分泌異常によって、「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群」になることがあります。「PCOS」といわれるもので、診断された人は生理があっても排卵はしていません。主な自覚症状としては、生理周期が長くて2カ月に1度だったり、体毛が濃くなったりニキビが増えたり……といったものが挙げられます。肥満体の女性のリスクが高いことでも知られています。

ただ肥満でもなく体毛やニキビに悩まされることもなく、つまり全く自覚症状がないのに、PCOSと診断されるケースも少なくありません。正常な生理は25日から38日周期。それよりも間隔があく場合は一度、病院で診てもらうといいでしょう。「生理がある=排卵している」と思っている人は多いですが、それは間違いです。妊活を初めて「PCOS」だったと知る人もいます。治療をしてからの妊活となると、時間のロスになりもったいないです。

女性ホルモンバランスを整える生活を

20代、30代と人生の中でも様々なライフイベントが続く時期は、プロゲステロンもエストロゲンも共に分泌量がピークを迎え、最も安定している時期でもあります。しかし、多忙やストレス、不規則な食生活や睡眠不足などの影響を受けると、そのバランスが崩れやすくなります。

関連記事:
女性ホルモンのエストロゲンってなに?

女性ホルモンは10代前半から50代前半まで、つまり女性の人生の約半分の間、ずっと分泌されるづけるものです。女性ホルモンと女性の健康は深くかかわっているため上手につき合う術を身に着けたいものですね。

そのためには、生活習慣を見直しましょう。ホルモンバランスを健康な状態に保つ規則正しい生活は、結果的に健康美にもつながります。女性ホルモンを増やそうとするのではなく、女性ホルモンにやさしい生活を心がけて!

基礎体温を測って自分のホルモンバランスを知ろう

基礎体温をつける習慣が身につけば、ホルモンバランスの変化にも気づきやすくなります。体温が正常に低温期と高温期の二相に分かれて温度差が0.3℃以上あり、排卵されていることがグラフから見て取れれば安心しますよね。

関連記事:
基礎体温の正しい測り方、グラフの見方・妊娠しやすい時期について

また、ホルモンの影響で気分がふさがったり体調が悪くなる時期も予測できるようになるので、スケジュールを調整しやすくなります。体温が二相に分かれていなかったり、高温期が10日以上なかったりなどでグラフが乱れていたり、生理周期が25日から38日でなれば、それは身体からの不調のサイン。ホルモンのアンバランスを見逃さず、早めの対処を忘れないでください。

配信元

カラダのキモチ
カラダのキモチ
ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。

あなたにおすすめ

ピックアップ