立冬(りっとう)の二十四節気発酵レシピ│発酵調味料で作る、チャーテ(ハヤトウリ)・ヤーコン・菊芋などの珍しい野菜のレシピ

立冬(りっとう)の二十四節気発酵レシピ│発酵調味料で作る、チャーテ(ハヤトウリ)・ヤーコン・菊芋などの珍しい野菜のレシピ

2020年11月7日(土)~11月21日は(土)、二十四節気の「立冬(りっとう)」にあたります。二十四節気(にじゅうしせっき)とは、古代中国から伝わったもので、春夏秋冬の季節をさらに約15日間ずつにわけた暦です。

前回の「霜降(そうこう)」は、二十四節気の18番目の節気。寒さも本格的になり、秋晴れに紅葉が映える季節が訪れました。今回ご紹介する「立冬(りっとう)」とはどのような時期で、どんな食べものが旬を迎えるのでしょうか? また、立冬にピッタリの発酵レシピとして、ハヤトウリ、ヤーコン、菊芋などの珍しい食材と発酵調味料を組み合わせたお料理をご紹介します。

立冬(りっとう)とは

立冬(りっとう)とは

立冬は、秋分と夏至のちょうど真ん中の季節。いよいよ冬の暦に入りました。

冬の語源は「振ゆる」「ふえる」ともいわれているそう。人間が寒さを感じるとふるえて縮こまるように、植物たちも身が引き締まり、芯が固くなります。寒い季節は、植物の成長が一時的に止まったかのように見えますが、この時期の植物は、次の芽吹きの季節になるまでじっとして、生命力を貯めているのです。これが、冬の語源とされる「ふゆる」の意味です。同じく人間も、冬は次の季節に備えてしっかりと芯を固める頃。無理をせず、ゆったりと滋養を高める季節にしてくださいね。

立冬の期間中に迎える「七五三」

11月15日は七五三です。3歳は男女ともに、5歳は男の子、7歳は女の子、とお祝いを行う年齢が決められています。

現代のように医療が発達していなかったころは、子供が7歳まで無事に成長することが当たり前ではありませんでした。七五三は、子供たちがすくすくと育ったことへのお祝い、また、これからも健康に育つことを祈願する儀式です。

立冬 七十二候(二十四節気をさらに3等分したもの)

山茶始開(つばきはじめてひらく)

山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃。枯れの季節の中で鮮やかに咲き誇ります。

地始凍(ちはじめてこおる)

大地が凍り始め、霜ができ始めるころ。本格的な冬の到来。

金盞香(きんせんかさく)

水仙が咲き、上品な香りがただよい始めるころ。「金盞」は金の盃のことで、黄色の冠をつけた水仙花の別名です。

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