子どもが2歳を超えると若干の割引はされるものの、一人分の座席を購入することになる飛行機。その分、手荷物もお子さんの分を機内にしっかり持ち込むことが可能になります。
とはいえ、0歳児のときとは違い、哺乳瓶のような絶対必要なものがわかりにくいのもこの時期。2歳〜3歳のお子さんを連れての旅行では、どのようなものを機内に持ち込むといいのでしょうか。
必要な食べ物は用意しておく
麦茶しか飲まない、牛乳しか飲まないなどの嗜好がお子さんにある場合は、飛行機内に必ずしも用意されているとは限りません。チェックインしたあとに、お子さんに必要な飲み物などを購入しておくと安心です。国際線の場合、チェックイン前だと規定量を超えるものは荷物検査の際に没収されてしまうのでご注意ください。
また、飛行時間が長い場合は、お子さんの気を紛らわすために好きなお菓子などを用意しておくのもひとつです。また離陸直後には耳を痛がるお子さんも多いので、飛行機内でもくれることが多い「あめ」を用意しておくといいでしょう。
おもちゃはなるべく細かくないものを!
2歳以上になると、必ずお子さんが一人で座席に座ることになります。ずっとではないものの、シートベルトをして座らなければなりません。なるべく嫌がることなく、お子さんが座っていてくれるように、好きなおもちゃや絵本を持ち込むことをおすすめします。
とはいえ、おもちゃはなるべく細かくないものを選択してください。飛行機の揺れでおもちゃがテーブルやイスから落ちると、拾うのが非常に大変です。また、お絵描き好きや塗り絵好きな子どもには、ノートと色鉛筆を用意するといいでしょう。時間稼ぎに役立ちます。ただしペンは、間違えて机に描いてしまうととれないので、色鉛筆などの消せる筆記用具がベターです。
上着や着替えも忘れずに持っていこう
機内が寒くなったときのために、着脱が容易な上着を持ち込むことを忘れずに。また、汗をかいたり、ジュースをこぼしたり、おもらしをしてしまったときのために、最低限の着替えも持ち込みましょう。
まだトイレに自信がない子や、おなかの調子が悪い場合は、飛行機のときだけでもおむつにしておくと安心です。
あれもこれもと詰め込んでしまうと、すぐにパンパンになってしまう荷物。でも、何かあったときに慌てず対処できるように、お子さんがふだんから必ず必要としているものは、忘れずに持ち込むようにしてあげてください。
著者:ヒロコ ラメッシェ4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。
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