子どもが生まれると、パパもママも育児1年生。でも、ママとパパではどうしても認識にギャップがあることも多いですよね。わが家の主人のがんばっているからこその「惜しい!」エピソードをもとに、新米パパ必読な子育ての注意すべきポイントをご紹介します。
ベビーマッサージが凝っている人向き
日ごろから主人の前でもベビーマッサージをしていた私。寝る前もベビーマッサージをするといいよとまわりに聞いて実践していました。
ある日、ねんねの前にグズってしまった赤ちゃんに「ベビーマッサージでスキンシップしてあげてみようかな?」と言ったところ、「自分がやる!」と言い出した主人。主人は、凝ったところをもみほぐすように、赤ちゃんをギュッギュモミモミとマッサージします。
赤ちゃんは筋肉も少ないうえに、大人と違って皮膚を押すようなマッサージは必要ありません。「なでるだけ!」「さするだけ!」と私があわてて修正したのでした。
ねんね前のスキンシップがダイナミックすぎる
赤ちゃんがねんねする際には、スキンシップをして寝かしつけよう!と夫婦で決めていました。その日その日で、できる方が寝かしつけをしていたのですが、パパの寝かしつけでは赤ちゃんは寝てくれなくて、結局添い乳で寝かせる日も。
真相を確かめてみると、主人は赤ちゃんと体をダイナミックに使った遊びをしていたため、興奮して逆に眠れなくなっていたのでした……。
たしかに、パパはねんねの前くらいしか触れ合える機会がないかもしれませんが、ねんねの前は前述したベビーマッサージや絵本を読むなど、のんびりした過ごし方にしましょう。
ダウンした私の代わりにがんばってくれたけど……
わが家は子どもを完全母乳で育てています。まだ母乳のみの時期に、私が病気でダウンしてしまったことがありました。その際に、夜中もミルクで授乳をするなど、パパがとてもがんばってくれました。
ところが完全母乳ゆえに、ママの母乳は病気だろうが体の中でどんどん作られてしまい……。そのため、病気をして体力を奪われたにも関わらず、直後に乳腺炎になり、39℃近い高熱が出てしまいました。パパに子どもを連れてきてもらって母乳を与えていたら……と、お互いにそこまで考えが及ばなかったなと思いました。
母乳に関しては私もダウンしていたため、頭が回らなかった部分もありますが、がんばってくれているからこそ、「惜しい!」パパ。育児一年生の夫婦として、赤ちゃんともども一緒に成長できればいいなと思っています。
著者:半田あきら一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
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