1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。
元々ほぼワンオペ育児状態のわが家
わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。
おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。
スペシャルワーキングマザー!のはずが…
ほぼワンオペ状態が続いていましたが、子どもの保育園への入園が決まったと同時に社会復帰を目指すべく就職活動を始めた私。無事に就職先も決まり、家事や育児に無関心だったパパと話し合いをして協力体制を作った矢先、とんでもない事件が起きました。
パパと協力してワーママを目指していたのですが、突然の辞令により転勤が決まってしまったパパ。保育園や私の仕事のことの他に新居へ引っ越していたこともあり、単身赴任することになったのです。
パパ大好きな子どもたちのケア
パパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。
週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。
完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」
育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。
それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。
今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫?」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。
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監修/助産師REIKO
著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
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