冷蔵庫で冷やしてかけるだけで完成
ごはんにかけるシリーズの「冷汁」と「冷やし胡麻味噌担々スープ」は、冷蔵庫で冷やしてから、ごはんにかけていただく商品。他の種類は温かくして食べる必要がありますが、食欲が落ちてしまいがちなこの時期、冷たいまま食べられるのは嬉しいですよね。肝心の味はどうなのか、実際に購入して食べてみました。
きゅうり、豆腐etc.具材トッピングで本格的な冷汁に
「ごはんにかける 宮崎風 冷や汁」(税込250円)は、宮崎の家庭料理をお手本に、鯵のほぐし身と出汁、宮崎産麦味噌で仕立てた冷汁。
具はお好みできゅうり、豆腐、みょうが、青じそをのせてお召し上がりくださいとのこと。最初は何も具をのせずに食べようとしたのですが、茶色一色とあまり食欲をそそらない見た目に、急きょ自宅にあった絹豆腐ときゅうりを加えました。食べてみると、出汁にしっかりと鯵の旨みがでていておいしい! 魚特有の臭みがあるのではと思っていましたが、まったく気になりませんでした。やさしい甘さの味噌とすりつぶしたゴマの風味が相性抜群です。
ただやはりひと手間かかるものの、見た目だけではなく、味の面でも具は絶対に入れるべき。正直具を入れないと冷汁と呼べないような気もするので、本格的な冷汁を堪能したいのであれば、具のトッピングをおすすめします。
具が多いのも嬉しい!ピリッとした辛さが食欲をそそる
「ごはんにかける 冷やし胡麻味噌担々スープ」(税込290円)は坦々麺をお手本に、白ごまのコクと豆板醤の辛味を生かしたスープ。具材は、豚肉、たけのこ、ねぎ、しいたけが入っています。
食べてみると、白ごまと味噌がバランスよく合わさり、コクのある濃厚なスープに仕上がっています。辛さもちょうど良いピリ辛具合ですが、辛党な方はお好みでラー油をプラスしてもおいしそう。またレトルト食品では、具の量が物足りないと感じることも多いですが、こちらはごろごろとした豚ひき肉や、細かくカットされた野菜がたくさん入っていて満足感たっぷり。どこをすくってもごはんと一緒に具を味わうことができます。冷たい濃厚なスープとピリ辛の組み合わせは、暑い日でも自然と食欲が湧いてくるおいしさでした。
どちらの商品も炊きたてのごはんより、冷やごはんを使ったほうが、スープがぬるくならないのでおすすめ。また今回買いに行った際、冷汁はすぐに購入できましたが、冷やし胡麻味噌担々スープが完売で入荷待ち状態となっており、2店舗周ってようやくGETすることができました。賞味期限が両方とも製造日から365日間あるので、一度試してみて気に入ったらいくつかストックしておいても良さそうです。夏の暑い日にぜひ活用してみてくださいね。
(文・古川晶子/ディライトフル)