タピオカを自分で茹でるのは面倒
そんなタピオカは、「飲みたい!」と思ってもお店に行列ができていたり、意外と値段がお高めだったり…。大人気のカルディやネット通販で購入できるから、自分で茹でる人も少なくないのだとか。
筆者も高校生の頃にアルバイトをしていたカフェで“タピオカ茹で係”をしていたのでよくわかるのですが、自分でタピオカを茹でようとすると時間はかかるし、茹で加減が難しくイライラ…なんてことも。
タピオカを短時間で茹でたり、鍋に付きっ切りにならずに済んだりする方法はないものか調べていたところ、「放置で」「時短」などの文字がたくさん!
いくつかピックアップしてご紹介しますね。
ごはんを炊くついでに…
まずは、時短の定番アイテム「炊飯器」を使ったタピオカの戻し方から。しかも、ごはんを炊きながらタピオカを戻すという、まさに“一石二鳥”の方法なんです。
【用意するもの】
・炊飯器
・タピオカ(大粒)…大さじ3
・水…300cc程度
【やり方】
1)炊飯器に通常通りの分量でごはんを炊く準備をする
2)耐熱容器にタピオカと水を入れ、米の上にのせる
3)通常の炊飯モードでスイッチをONにする
4)ごはんの炊き上がりのサインが、タピオカが戻ったサインです!
ごはんは、炊く前と後では、炊飯器内での高さが変わるので、タピオカ用の耐熱容器は浅めがいいかも。タピオカの粒の大きさによっては、やわらかくなりすぎたり、まだ芯が残っていたりするので、炊きあがり後すぐに取り出す、ラップをかけてしばらく蒸らすなど、調整してみてください。
マグボトルも便利な時短アイテム!
保温性に優れていて、飲み物を持ち運ぶ際に便利な「マグボトル」も、タピオカを戻す手間を軽減してくれる便利アイテムです。
【用意するもの】
・マグボトル(容量500ml程度)
・タピオカ…20g
・熱湯…450ml
【やり方】
1)マグボトルにタピオカを入れ、熱湯を注ぎ、8時間ほど放置する
なんと、ただ熱湯を入れて、放置しておくだけ! 火を使わないから光熱費の節約にもなるし、火加減や茹で加減を見るためにコンロの前にへばりつく必要もないので、とっても便利ですよね。
一晩○○するだけで…
最後に紹介する方法は、一晩放置するだけで茹で時間が5分に短縮できるという裏技です。
【用意するもの】
・鍋
・タピオカ…25g
・水…多め
【やり方】
1)鍋に多めの水を入れ、タピオカを入れる
2)8~10時間ほど放置
3)鍋を火にかけて、沸騰してから5分ほど茹でれば終了!
先ほどのマグボトルの方法と少し似ていますが、ほとんど放置しておくだけでタピオカが戻るのはうれしいですよね。
あとはミルクティーやマンゴージュースなど、お好みのドリンクに足して飲む(食べる?)だけ。これまでは面倒だからと敬遠していた人も、この方法なら失敗しないでできそうです。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)