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子育てのイライラは押さえつけるのではなく、うまく付き合っていこう! 

子育てのイライラは押さえつけるのではなく、うまく付き合っていこう!
~ベビーカレンダー~

子育てや仕事に追われて、ちょっとしたことでイライラしてしまう。そんなママの悩みを解決するイライラコントロールシリーズの第2回です。今回は、イライラとのつき合い方。

子育てや仕事に追われて、ちょっとしたことでイライラしてしまう自分がいやになってしまう。そんなふうに悩んでいるママは少なくないはず。前回、そんなイライラを引き起こす要因はストレスが大きいことがわかりました。では、そのストレスと、どのように付き合っていけばいいのでしょうか?


監修には、日本アンガーマネジメント協会の篠真希先生をお迎えし、ご著書『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』から特に気になる内容をピックアップしました。

怒りはあって当たり前! 「防衛感情」とつき合おう

子どものお世話や家事と仕事に追われて、子育て中は睡眠不足になりがちです。その状態に加えて、子どもの安全を守るために気が張って、緊張状態が続くことに……。これらの要因から、精神状態が不安定になっても仕方ありません。


そんなときに子どもが言うことを聞かなかったり、子どものことで夫やほかの家族から責められたりすると、イライラが発動しやすくなります。


生活の中で、自分が安心していられる時間がない。さらには、自分の健康が守れなかったり、したいこと、すべきことができない状態が続くと、安心安全を守るサインである「防衛感情」がイライラとしてあらわれます。


怒りは「自分が守りたいものを守れない」ときに感じると考えてみてください。

怒りを感じるできごとに「意味づけ」しているのは自分自身

育児中は誰もがイライラしやすいものです。睡眠不足や疲れなどのストレスがたまっている状態で、自分や赤ちゃんを必死に守ろうとしているから当たり前のこと。ただし、イライラの「感じやすさ」には個人差があります。同じできごとや場面でも、イライラする人とそうでもない人がいるのです。


たとえば、子どものちょっとしたいたずらに「そういうこともある」と思えるか、「絶対にだめなこと」と意味づけるか。子どものいたずらに対して「そういうこともある」と思えるママは、おおらかでいつでも怒りっぽくないのでしょうか?


そんなことはありません。おおらかに見えるママも、実はほかのことには厳しいのかも。たとえば、時間にはとても厳しくて、子どもの支度が遅いときにはイライラしているかもしれません。自分が怒りやすいポイントと、ほかのママが気になることは違っているんです。

ものごとをとらえる視点を変えれば怒る必要がなくなる?

保育園や幼稚園の支度、朝ごはん、着替えなど、子育て家庭の朝はとても慌ただしく過ぎていきます。


そんななかで、子どもがのんびり朝ごはんを食べていたら、ついつい「早くして」とイライラ。その怒りの感情は、「遅刻はいけない」「ダラダラ食べはダメ」「時間通りに送り届けなければ!」という考えのもとに発生しています。


でも、もし時間に余裕があるときであれば、「ゆっくり噛むこと」「楽しく食事をすること」をむしろいいことと捉えるのではないでしょうか。


少し極端な例かもしれませんが、これが視点の違いです。目の前のできごとに対する視点の違いが理解できれば、イライラを小さくすることもできるんです。

篠真希先生からのアドバイス!

怒ってしまう背景には、ママ側の「都合」も多くあります。親としての責任感からくる「こうあるべき」や「こうしなくてはいけない」という思いが強すぎると、怒りは生まれやすくなります。自分を防衛しすぎなくても大丈夫。人の言葉や態度を攻撃として受け止めず、おおめに見ることを心がけてみましょう。


自分がどういうできごとにイライラしやすいのか考え、たまには「こうあるべき」という考え方から離れてみることが「怒り」を小さくする第一歩なんですね。次回は、イライラを発動させやすくする、日常の「がまん」についてです。(TEXT:いずみかな)

監修:篠 真希先生

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会1期生。アンガーマネジメントファシリテーター。大学卒業後、総合商社秘書室勤務。その後、7年にわたる海外での子育て経験を経て、アンガーマネジメントを学ぶ。日本で初めて「母親のためのアンガーマネジメント講座」を開催。著書に『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』(すばる舎)など。

参考:『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』(すばる舎)

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