赤ちゃんにはいつから麦茶をあげてOK?あげるときの注意点は?

赤ちゃんにはいつから麦茶をあげてOK?あげるときの注意点は?

この記事では「赤ちゃんの麦茶」について専門家監修のもと解説します。大人と同じ麦茶を与える場合は2倍以上薄めて与える、麦茶は一度沸かして、殺菌したりカルキを抜いたお湯で作るなどに注意して与えましょう。

赤ちゃん向けの紙パックの麦茶や、ペットボトルの麦茶などが売られているのを見て、赤ちゃんに麦茶を飲ませたほうがいいのか、またはいつから飲ませたらいいのかなど、疑問に思うママもいるのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんが麦茶を飲める時期、麦茶を飲むときに気を付けることをお伝えします。

赤ちゃんが麦茶を飲める時期

生後6カ月ごろから離乳食を開始しますが、それまでは母乳だけの栄養でよいとされています。これは、飲み物においても同じことが言えるので、麦茶は生後6カ月から与えることをおすすめします。

ただし、生後6カ月以下であっても麦茶を与えることはできます。母乳だけでは水分補給が追い付かないような場合に、麦茶を与えるとよいでしょう。もちろん、麦茶は栄養補給にはならないので、母乳が出ない場合はミルクを与えることになります。麦茶を与えることによっておなかが膨れてしまい、それだけ母乳やミルクを飲めなくなると栄養が不足してしまう恐れがあるので、量を調節してくださいね。

赤ちゃんが麦茶を飲む際に気を付けること

大人と同じ麦茶を飲む場合は下記のことを注意しましょう。

・必ずノンカフェインのもの

・国内産大麦100%など他の成分が含まれていないもの

・大人と同じ麦茶を与える場合は2倍以上薄めて与える

・麦茶は一度沸かして、殺菌したりカルキを抜いたお湯で作る

最も注意したいのが大麦アレルギーです。事前に大麦のアレルギー検査をして陰性であることを確認してから麦茶を飲ませるようにしましょう。また、最初は少量だけ与えて様子を見ることが大切です。

監修者:看護師 しらいし ゆみか

総合病院附属看護専門学校卒業後、総合病院小児科、保育園看護師として勤務、現在はフリーランスとして看護師として働きながら看護系の記事執筆・監修を行っている。

※参考:ベビーカレンダー「赤ちゃんに麦茶を与えていいのはいつから?麦茶を飲む際の注意点について」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1106 〉

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