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11児の母でもある助産師が教えます!「飲ませてもグズるのはなんで?」

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助産院ばぶばぶのHISAKOさんが授乳中のグズりについてお話しします。おっぱいは出ているのに、赤ちゃんがグズる理由は主に3つ。1つ目はおっぱいが出すぎている、2つ目は赤ちゃんがなんとなく吸っている、3つ目は成長して授乳のポジショニングが合わなくなっているのどれかが原因のことが多いです。

こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。よくママたちから「母乳を飲ませてもグズるのはどうして?」という質問を受けます。


生後3カ月の赤ちゃん。最近、授乳のときに落ち着かずバタバタしたり、反り返ったり、以前のように素直に飲んでくれなくなりました。搾るとけっこう母乳は出てるみたいだし、とくに変わったこともないはずなのになぜなのでしょう。考えられる理由はいくつかあると思います。

理由1 おっぱいが出すぎている

早い人だと産後2~3カ月にはおっぱいは軌道に乗り始め、赤ちゃんが吸うと母体が反応して母乳が噴き出すようになります(射乳反射)。赤ちゃんは自分のペースで飲みたいのに、口の中に次々に母乳が溢れかえってくるわけですから、飲み込むのが追いつきません。まるで「二人羽織」か「わんこそば」状態ですね(笑)。

母乳を慌てて飲み込もうとするために一緒に空気を飲んでしまうことになります。おなかは空いているのに空気でおなかがパンパンになるので、赤ちゃんは怒ります。


対策としては、授乳の前に少し前搾りをして乳房の圧を抜いてから授乳すると、吹き出し方が穏やかになり、赤ちゃんに怒られることは減るんじゃないかと思います。

理由2 赤ちゃんがなんとなく吸っている

生後3カ月の赤ちゃんは、毎日の授乳を繰り返すうち、ずいぶん飲むのが上手になってきています。今までは全神経を集中して必死で飲まなければ効率よく飲めなかったおっぱいが、よそ見してても余裕で飲めるようになるので、ある程度おなかが満たされたら、満腹になっていなくても途中でやめてしまいます。


その状態で、ママがおっぱいを離すと赤ちゃんは激しく抗議します。何度でも根気よく吸わせましょう。1日20回の授乳になっても構いません。

理由3 授乳のポジショニングが合っていない

赤ちゃんが成長してきて今までの授乳姿勢が合わなくなってきたのかもしれません。赤ちゃんは生まれたときから生後3カ月で約倍の体重になります。今までと同じ抱っこの仕方では、乳首を加える角度などが変わってくることも不思議ではありませんね。何をしても怒られるときはポジションを変えて飲ませてみましょう。


ママの感じる「飲み方が変だぞ?」には、必ず理由があるはずです。「わけがわからない!」ってすぐに赤旗立てて降参するより、ゲーム感覚でいろいろな側面から「その理由」を突き詰めて推理してみるとけっこう楽しめちゃったりします! それぐらいポジティブに母乳育児を楽しんでみましょう。

著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年に11人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

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