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妊娠するために必要なことは?妊活の正しい知識を身につけよう

第78回 カラダのキモチコラム
そろそろ赤ちゃんが欲しい!と思った時に、スムーズに妊娠できればハッピーですよね。かつては、夫婦が仲良くしていれば、“自然に授かるもの”と思われていましたが、現代女性の多くは、仕事を持っていますから、ある程度、計画的に妊娠 […]

そろそろ赤ちゃんが欲しい!と思った時に、スムーズに妊娠できればハッピーですよね。かつては、夫婦が仲良くしていれば、“自然に授かるもの”と思われていましたが、現代女性の多くは、仕事を持っていますから、ある程度、計画的に妊娠、出産したいと願う傾向にあるようです。だからこそ「妊活」というワードもすっかり定着したのでしょう。

けれど、体のことは自分の意志でコントロールできないことがほとんどで、妊娠はその最たるものといっていいでしょう。体の状態によっては、妊娠が難しい場合がありますが、その状態を早くに把握して、適切な処置や治療をしておけば、スムーズになることもあります。

妊活の第一歩は、「妊娠について正しい知識を得ること」です!あなたの頭にある“妊娠の常識”、それは正しい情報でしょうか? まずは基礎知識を整理しましょう。

生理があればいつでも妊娠できる?

答えは「NO」です

卵巣で育った卵子が排卵され、精子と出会って受精卵となった時に、新たな生命が誕生します。生理は、赤ちゃんのベッドとなる“子宮内膜”が、妊娠しなかったことで不要となり、血液と共に体外に排出される現象なので、「体が妊娠の準備をしている証拠」といえるかもしれません。けれど、それは排卵している証にはならないのです。排卵の有無を確認するには、まずは基礎体温をつけましょう。

関連記事:
基礎体温の正しい測り方、グラフの見方・妊娠しやすい時期について

婦人科系の病気だけでなく、甲状腺や精神科の疾患によって、排卵が止まるのは、決して珍しいことではありません。その場合、生理周期が2カ月に1度、もしくは3週間に1度となるといった、乱れが出ることも多いので、思い当たることがある人は、一度病院を受診しましょう。

排卵日に性交渉すれば妊娠する?

答えは「YES」ですが、「NO」でもあります

排卵日に妊娠しやすいことは、間違いありませんが、「排卵日」を正確に特定するのは、難しいことなのです。基礎体温を測ってグラフにすると、体温がストンと下がる時があります。その時を「だいたいこの日前後に排卵している」と思ってください。繰り返しになりますが、「だいたい」なのです。つまり「この日!」と1日に限定してしまうと、かえってハズしてしまう可能性もあるということです。

また、最近のデータでは、排卵日の5日前から排卵日までに行われた性交渉が、妊娠に結びつく可能性が高いことが、明らかになっています。中でも、最も妊娠率が高いのは、排卵日の2日前、1日前で、排卵日の約4倍の妊娠率となっています。

排卵日前後の妊娠率

排卵日を予測する際のおすすめは、基礎体温とあわせて、「排卵日予測検査薬」を使うこと。不妊治療を受け、病院でホルモンの値を測定すれば、排卵日特定の精度は上がりますが、それでも“絶対”ではないのです。

妊娠を目的として、“排卵日だけ”に性交渉するとなると、お互いにプレッシャーを感じてしまうでしょう。それが毎月の義務となると、排卵日が近づくたびに、気分が重くなったり…。
精子は女性の体内で数日は生きています。排卵日にこだわり過ぎず、常日頃からパートナーと仲良くすることをおすすめします。

年齢が上になるほど妊娠しにくい?

答えは「YES」です

「卵子の老化」という言葉も、だいぶ知られるようになってきました。私たちの体は卵子のみならず、どんな器官も年齢と共に変化します。しかし卵子は「35歳を過ぎる頃から老化が進む」という特徴があります。これは、どんな女性にも平等に訪れる現象で、見た目が若々しくても関係ないのです。
なぜ妊娠しにくくなるかというと、卵子に染色体のエラーが多く出るようになるため、精子と出会っても受精しにくくなるのです。受精しても、受精卵が子宮内膜に接着する“着床”がうまくいかず、流れてしまうことも多くあります。
こうした初期の“流産”は、痛みなどの症状がほとんどないため、女性自身も気づきにくいのです。また、老化するのは卵子だけではなく、精子も老化することが分かっています。

しかし、現在では妊娠の4分の1は、35歳以上です。体外受精など医療の力によって、妊娠の確率を上げる方法も、ポピュラーになってきました。晩婚化、晩産化が進む中、30代後半で結婚するカップルも少なくないでしょうし、結婚していても、仕事のタイミングを見計っているうちに、年齢を重ねることもあるでしょう。
30代後半からの妊活は、「加齢と共に妊娠しにくくなる」という事実を知り、自然妊娠にこだわらずに、早めに専門施設を受診し、必要な治療を受けることをおすすめします。

結婚時年齢別不妊症の確率

女性の体と男性の体、いろんな条件が“偶然”重なって、妊娠という現象が起きると考えると、子どもは天からの授かりもの、とはよくいったものだと思います。

妊娠は、強い気持ちや努力だけではどうにもならないことも多くあります。しかし、知らなかったがために遠回りするのは、得策ではありません。巷には妊活についての間違った情報も多くありますので、そういったものに惑わされず、気になることは、医療機関で相談する習慣を、身につけるとよいでしょう。

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カラダのキモチ
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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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