まだまだ使える!牛乳パック活用レシピ3選

第2747回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
多くの家庭にひとつはある、牛乳パック。活用法としては、工作や子ども向けのおもちゃ作りが有名ですが、実はケーキの型になったり、そぼろをきれいに分ける仕切りになったりと、調理にも役立つんです。今回は、牛乳パックを使ったレシピ3選を紹介します。

まだまだ使える!牛乳パック活用レシピ3選

牛乳パックで作るパウンドケーキ

パウンドケーキを焼きたいのに、型がない! という場合でも大丈夫。牛乳パックを型代わりに、きれいなパウンドケーキを作ってみましょう。

【材料】(1パック分)
・牛乳パック(1000ml)…1パック
・牛乳…大さじ3
・ホットケーキミックス…150g
・マーガリン…50g
・卵…2個
・砂糖…70g

【作り方】
1)牛乳パックを洗って乾かし、上部を開いて1面を切り捨て、つなぎ目のところをホッチキスで止めてパウンドケーキの型を作る
2)マーガリンと砂糖をクリーム状になるまで混ぜ、牛乳と卵を少しずつ加えながら混ぜる
3)続いて、ホットケーキミックスを入れ、よく混ぜる
4)牛乳パックの型にクッキングシートを敷き、生地を流し込む
5)180度のオーブンで30~40分焼いたら完成!

このままでも十分においしいですが、お好みでドライフルーツやナッツを混ぜるのもおすすめです。

牛乳パックで作るそぼろ弁当

きっちり具材を分けるのが大変なそぼろ弁当も、牛乳パックを使えばきれいな境目を作ることができます。

【材料】(1人分)
・牛乳パック(1000ml)…1パック
・ご飯…いつもの量より少し少な目
・鶏そぼろ、たまごそぼろ、桜でんぶなどの食材…お好みで
・お弁当箱…1個

【作り方】
1)牛乳パックを洗ってよく乾かしたら、1面を切り取る
2)切り取ったものを半分に切り、真ん中2/3まで切り込みを入れる
3)切り込み同士を合わせたら仕切りのできあがり
4)お弁当箱にご飯を入れる
5)ご飯の上に(3)を置き、鶏そぼろや桜でんぶなどを仕切り内に収まるように乗せていけば完成!

そぼろや桜でんぶが混ざり合うことがないので、見た目もきれいに仕上がります。

牛乳パックで作るミートローフ

最後に紹介するのが、ミートローフです。牛乳パックを使って作れば、そのまま焼くだけでOK。 
【材料】(4人分)
☆牛乳パック(1000ml)…1個
☆ポリ袋…1枚
・キャベツ…2~3枚
・合い挽き肉…350g
・たまねぎ…1/2個
・麩…適量
・スライスチーズ…1枚
・ポテトチップス…適量

【作り方】
1)牛乳パックの1面を取り除き、上部4つの角に1~2cm切り込みを入れてホッチキスで止めたら、型のできあがり
2)ポリ袋の中に細かく砕いた麩と合い挽き肉を入れ、こねる
3)ポテトチップス(お好みの味で)を砕いて(2)に入れる
4)みじん切りにしたたまねぎとキャベツを入れ、よく混ぜる
5)牛乳パックに詰めていく
6)仕上げに砕いたポテトチップスとチーズを散らす
7)オーブンシートを敷いて200度のオーブンで30分焼いたら完成!

型がなくても、きれいな形のミートローフが作れます。ポリ袋を使うことで、手が汚れることもなく、洗い物も出ないのが嬉しいポイント。

基本的に牛乳パックは、電子レンジやオーブンで加熱することに問題はありませんが、長時間や電圧の高い電子レンジだと外装のコーティングが溶けることがあるそうなので、注意が必要。外側をアルミホイルで包めば、仮に溶けたとしても、アルミホイルが受け皿になるので安心です。調理で使い終わったら、そのまま捨てるだけ。簡単&エコな牛乳パックを使ったレシピ、ぜひ参考にしてみてください。

(文・宇田川エリカ/考務店)

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