身近なものを使ったぎんなんの下処理法3選

第2779回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
秋になると、スーパーなどでぎんなんを見かけるようになります。ぎんなんの独特な渋みは、まさに「大人の味」。それがクセになって、この時期、食べたくなるんですよね。 しかし、ぎんなんの下処理は面倒で手間のかかる作業が多い…。そこで、簡単にできるぎんなんの下処理法を3つ紹介します。

身近なものを使ったぎんなんの下処理法3選

麺棒を使った下処理

まずは、麺棒を使った下処理法。ポリ袋に入れて叩くだけのシンプルな方法です。

【材料】(2~3人分)
・ぎんなん…適量
・麺棒…1本
・ポリ袋…1枚

【作り方】
1)ポリ袋にぎんなんを入れ、麺棒で叩いて殻に亀裂を入れる
2)熱したフライパンに水を入れ、沸騰させる
3)ぎんなんを(2)に入れ、転がしながら5分ほど茹でて薄皮を剥いたら完成!

茹でることで、ふっくらツヤツヤなぎんなんのできあがり♪ 麺棒がない場合は、形状や丈夫さが近いもので代用できます。

ペンチを使った下処理

ぎんなんの下処理で、もっとも面倒な殻取りは、ペンチで挟んで済ませましょう! あとは電子レンジにおまかせすれば完成です。

【材料】(2人分)
・ぎんなん…茶碗いっぱい分
・ペンチ…1個

【作り方】
1)ぎんなんの殻を側面に合わせ、ペンチで挟んで割る
2)殻を取り、薄皮だけを残す
3)耐熱容器に重ならないように並べ、電子レンジで1分半加熱すればできあがり!

ペンチを使うときは、ケガをしないように注意しながら使ってください。ペンチの先の部分を使うと、割りやすいですよ。

電子レンジと封筒を使った下処理

最後は、書類や手紙を送るときに欠かせない「茶封筒」を使った方法。まさか茶封筒を調理に活用できるなんて、驚きです!

【材料】(1人分)
・ぎんなん…10個
・茶封筒…1枚

【作り方】
1)ぎんなんを茶封筒に入れ、電子レンジで40~50秒加熱すれば完成!

殻がうまく割れてないものは、キッチンバサミなどで切れ目を入れると簡単に割れます。

ぎんなんは、まさに今の時期が食べごろ。茶碗蒸しに入れたり、軽く焼いたりして食べるとおいしいですよね。下処理が面倒だな…そんなときは、上記の処理法を試してみてくださいね!

(文・宇田川エリカ/考務店)

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