「妊娠初期の食事の基本」を管理栄養士が教えます!

「妊娠初期の食事の基本」を管理栄養士が教えます!

この記事では、「妊娠初期の食事の基本」を管理栄養士の先生が解説しています。つわりによって食事の量が少なくなってもあまり気にしないこと。食べられるときに食べ、できるだけ栄養バランスが崩れないように、たんぱく質・鉄・カルシウム・ビタミン・葉酸を意識した食事をしましょう。

妊娠初期は、0〜15週ごろ。赤ちゃんにとっては、体の主な器官ができる重要な時期です。ママの体はつわりの症状が出てくるようになり、嘔吐に悩まされる人も多くなります。今回は、妊娠初期に意識したい食事についてご紹介します。

つわりのときは食べる量を気にしたほうがいい?

妊娠初期は、おなかの中の赤ちゃんがまだ小さい時期です。つわりの影響で、食事の量がいつもより少なくなっても、あまり気にしないこと。食べられるときに、ママが食べたいものを食べましょう。

空腹になると気持ちが悪くなる場合は、食事を何回かに分けて摂るのもいいでしょう。嘔吐が続くときは、脱水症状を起こすこともあります。水分だけは、しっかり補給するようにしましょうね。

妊娠初期、積極的に摂りたい栄養素は?

つわりの時期は無理せずに食べることが大切ですが、できるだけ栄養バランスが崩れないようにすること。栄養素は、たんぱく質・鉄・カルシウム・ビタミン・葉酸を意識した食事を摂りましょう。

とくに葉酸は、赤ちゃんの体が作られる妊娠初期にしっかり摂りたい栄養素です。汁物や副菜に、ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜を加えながら、葉酸を意識して摂るように心がけてくださいね。

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