【3選】キッチンにあるものでできる簡単な栗の下処理法

第2860回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
秋が深まり、「栗」がおいしい季節になりました。栗は、栗ご飯を始め、栗のカルボナーラや栗の中華煮などに使える万能食材で、あのホクホクとした食感と優しい甘さがなんともいえないおいしさですよね。そんな栗ですが、下処理に手間がかかり、とても面倒…。そこで、今が旬の栗の簡単な下処理法を3つ紹介します。

【3選】キッチンにあるものでできる簡単な栗の下処理法

ピーラーを使った下処理法

まずは、「ピーラー」を使った下処理法。野菜や果物の皮がきれいに剥けるピーラーは、栗の下処理にも役立ちます。

【準備するもの】
・栗…適量
・ピーラー
・包丁

【下処理の仕方】
1)ボウルに沸騰したお湯と栗を入れ、冷めるまでしばらくそのまま放置
2)栗の下の部分を包丁で切り込みを入れ、硬い外側の皮(鬼皮)は手で剥く
3)ピーラーで渋皮を剥いたら完了!

栗を一度熱湯に入れることで、鬼皮が柔らかくなり、剥きやすくなります。栗の平らな部分は、少々剥きにくいので、剥くときは要注意!

圧力鍋を使った下処理法

圧力鍋を使った下処理法です。圧力鍋は短時間で、手で剥ける柔らかさにまでできる優れものアイテム。

【準備するもの】
・栗…適量
・水…適量
・圧力鍋
・ハサミ

【下処理の仕方】
1)ボウルに水をたっぷり入れ、栗を30分ほどつけておく
2)ハサミを使い、栗のハラに切り込みを入れる
3)圧力鍋に栗を入れ、水がひたひたになるまで入れる。圧力がかかったら2分ほど冷ます
4)鍋から栗を出し、水をよく切り、冷まして皮を剥いたら完了!

圧力鍋は、一般的な鍋に比べてかなりの高温になるので、あっという間に栗が柔らかくなります。ゆでた状態なので、皮を剥いたらすぐ調理できるのが最大のメリットです。

包丁を使った下処理法

最後は、包丁を使った下処理法。何もしない栗をそのまま切ると、ケガをしそうで怖いですが、じっくりゆでると簡単に包丁が入り、下処理も簡単にできます。

【準備するもの】
・栗…適量
・水…適量

【下処理の仕方】
1)鍋に40度くらいの温かさのお湯を沸かし、栗を入れる
2)蓋をして20分ほど置く
3)柔らかくなってきたところで、軽く包丁を栗の下部分に入れたら完了!

お湯の温度を、40度くらいの温かさにするのがポイント。そうすることによって、栗の表面の皮が剥け、手で簡単に取り除けます。

下処理ができたら、あとは甘露煮にしても栗ご飯にしてもそのまま食べても良いかもしれませんね。栗が大好きな筆者も、栗の下処理には頭を悩ませていました。しかし、それも今日まで。上記の方法で気持ち良く栗の下処理ができそうです。 ぜひ、試してみてくださいね♪
(文・宇田川エリカ/考務店)

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