赤ちゃんのコップ飲みが上達する6つのステップを保育士が教えます!

赤ちゃんのコップ飲みが上達する6つのステップを保育士が教えます!

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、赤ちゃんのコップ飲みが上達する6つのステップを解説しています。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。コップで飲み物を飲ませても、飲み込まずにそのまま口から出てきて服がビチャビチャ。コップをひっくり返して、ジャーっと飲み物をテーブルにこぼし、こぼれたお茶を手で混ぜ混ぜしてしまう……。どれもよくある話です。

私の子どもたちも、保育所の子どもたちも、このようなことを経験して、少しずつ上達していきました。だから、「どうしてうまく飲めないのかな?」と悩まなくて大丈夫です。

ママの心の余裕があるときはいいですが、そうでないときは、そんな赤ちゃんの姿がストレスになることも。ストレスがない練習方法があるとうれしいですよね。ということで、今回は、赤ちゃんのコップ飲みのステップアップ方法を紹介します。

どんなコップを用意するといい?

取っ手が2つあるコップ

赤ちゃんが、持ちやすいように、コップの左右に2つ取っ手のあるコップがいいと思います。片方だけだと、うまく持つことができず、赤ちゃんがコップを支えられないことがあります。

割れにくいコップ

コップに限らず、食器もそうですが、軽くて割れにくいもののほうが、使っていて安心だと思います。私の娘は、食いしん坊のあまり、食器の中に食べ物がなくなると、食器を投げることがありました。投げるのはまれにしても、まだうまくコップを持っていられない赤ちゃんです。落として割れにくい素材でできているものを使うと安心ですね。

軽くて小さいコップ

赤ちゃんの力で支えていられる軽さ、赤ちゃんのサイズに合っている小ささのコップというのもポイントです。たとえば大人用のマグカップだと、赤ちゃんには大きすぎて重たすぎますよね。

消毒ができる素材のコップ

赤ちゃんの食器ですので、消毒できるものだと安心ですね。ベビー用品にはたいてい消毒できる素材かどうか書いてありますので、袋の表示を参考にしてみてくださいね。

いつからコップ飲みの練習をすればいいの?

私は保育所の子どもたちが、水分をスプーンからすすれるようになってきたら、「あ、そろそろコップの出番かな?」と思っています。コップに興味を持っていたら、始めどきですね。一度空っぽのコップを持たせてみてもいいですね。月齢で言うと、だいたい7カ月ごろが目安かなと思います。

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