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育児干渉 祖父母 親に子育てを手伝ってもらう時の心構え 

育児干渉する祖父母、その対応法は?
~親に子育てを手伝ってもらうときの心構え~

子育ては親の大切な役割。しかし、共働きの核家族が増えた今の時代、パパママだけの力ではなかなか難しいのが現実だ。そんなときこそ頼りになるのが祖父母の存在。実の親、義理の親の手を借りながら、子育てに奮闘しているパパママは多いだろう。

けれども、じいじ・ばあばに子どもを預ける時間が増えれば、その分「干渉」される機会も増える。パパママの子育て方針と、祖父母の価値観が食い違ったときはどう対応すべきだろう?

自身も両実家に助けてもらいながら2児を育てた、NPO法人孫育て・ニッポン理事長のぼうだあきこさんに聞いた。

「祖父母の孫への対応で最もよく見られるパターンは、ダブルの意味での“甘い”。つまり、甘い食べ物と甘やかしの行動です。『虫歯が心配だから甘いおやつは控えてって伝えているのに、じいじはすぐにチョコレートをあげたがる』『ばあばの家に遊びに行くと、朝から晩までテレビを見っぱなしになるので心配』という悩みを抱えるパパママは多いですね」(ぼうださん 以下同)
寄り集まる家族
 

●祖父母の育児干渉への対策法

「甘いものはあげないで」「テレビは30分まで」とその都度伝えても、「喜んでいるのだからいいじゃない」と言い返されて口論に…なんて経験をしたママも少なくないのでは? そうした祖父母の“育児干渉”への対策は、同居と別居の場合でまったく異なってくるという。

「祖父母と別々に暮らしていて数カ月に一度会う、というケースだったら、その甘やかしは365分の何になる? と考えてみてください。あなたが買い物に行ったときにぐずった子をなだめようとアイスやジュースを買い与える回数と、祖父母が甘やかす回数、年間で見たらどっちが多いですか? おそらく、たいていの人が前者なのではないでしょうか。こんな風に『365分の何?』と考えれば、たまの甘やかしにそんなに目くじらを立てる必要はありません」

だが、毎日顔を合わせる同居や近居の場合となると、そう見逃してばかりもいられない。

「同居の場合は、パパママがきちんと作戦会議を立てる必要があります。『甘いおやつは週末のお楽しみ』『ゲームは1日1時間まで』といった基本的なしつけの方針を決めたら、そのルールをしっかりと祖父母に伝えてください。実の親だから言わなくても通じるはず、というのは大きな間違いです」

祖父母の干渉をうっとおしく思うパパママに限って、「自分たちはこういう子育てをしたい」「これだけは嫌だ」という子育ての方針を、祖父母に伝えていないケースがほとんどなのだとか。

「現代のパパママに限らず、日本社会はすぐにダメ出しに走りがちですが、不満をためこむ前に『食にだけはこだわりたい』『早期教育に力を入れたい』『のびのび育てたい』という基本方針を夫婦で決めたら、それをきちんと祖父母にも伝えるのが肝心。もちろん、子どもの発達と成長によって内容は変わりますが、その都度しっかり情報提供を行ってください」

実の親子でも価値観は人それぞれ。何が嫌で何なら許せるのかは、口に出して伝えなければ絶対に伝わらない。祖父母を「チーム子育て」メンバーの一員として頼りにするのなら、仕事と同じで基本ルールの共有を心がけるのが鉄則だ。
(阿部花恵+ノオト)

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