こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。「赤ちゃんに魚介類をなるべく食べさせたいな」と感じているママも多いのではないでしょうか。魚介類には、魚以外にイカやタコなどもあります。魚よりも下処理が簡単なイカやタコですが、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか?
赤ちゃんはイカやタコを食べられる?
コリコリした歯ごたえがおいしいイカやタコですが、離乳食期は食べないほうがいいでしょう。イカやタコは大人でもしっかりと噛まないと飲み込みにくい食材です。この弾力は、あごの力が未発達で歯が生えそろっていない赤ちゃんには食べにくい食材になります。
噛み切れずにのどに引っかかる可能性があることを考えると、あえて離乳食期に与えなくていいと考えます。イカを干した“するめ”も硬いので控えましょう。また、アレルギーの心配もあるので注意が必要です。
赤ちゃんにはほかの魚介類を!
「赤ちゃんはイカやタコを控えたほうがいい」ということで、離乳食期は月齢に合ったほかの魚介類をおすすめします。しらす、鯛、カレイ、鮭、マグロ、カツオなど、白身魚、赤身魚、青背魚を使ってくださいね。
イカやタコは幼児期を目安に始めてみてください。与えるときに気を付けることは、少量から始めること、小さく刻むこと、大人がそばで見守ることの3つです。
成長とともに食べられるようになりますので、それまでは大人だけの楽しみにしましょう。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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