5~6カ月ごろ(離乳食初期)の野菜類の調理方法を管理栄養士が教えます

5~6カ月ごろ(離乳食初期)の野菜類の調理方法を管理栄養士が教えます

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は5~6カ月ごろ(離乳食初期)の野菜類の調理方法に関するご質問です。

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は離乳食を食べる量が少なくて心配しているママからの質問です。

Q. 離乳食を食べる量がとても少ないです

生後5カ月半の男の子です。離乳食を開始し、丸2週間経過しました。野菜類の調理方法について質問です。野菜類は、にんじん、かぼちゃ、ジャガイモ、キャベツを経験しました。

電子レンジで温野菜が作れる調理器具を使用し食品に火を通し、細かめにみじん切りして冷凍、食べるときにすりおろしてレンジで再加熱し食べさせています。キャベツだけは、すりおろせないのですり鉢で細かくしています。すべてお湯などを足すことはしていません。

離乳食レシピを見ると、
・お湯でクタクタになるまで煮る
・裏ごし
・ゆで汁などでのばす
とあるのですが、どれもしていません。ゆで汁などで伸ばさなくても問題なく食べているのですが、伸ばしたりとろみをつけたりした方がいいのでしょうか?

熱がちゃんと通っているかどうかは、最初にレンジで加熱したときに試食して確認しています。裏ごしは面倒だったので、凍らせてすりおろしています。お湯でのばすことは、味が薄まり、正直私がおいしくなかったのでやりませんでした。子どもがパクパク食べていればこのままで大丈夫でしょうか?

一藁暁子管理栄養士からの回答

離乳食の調理については、しっかり加熱して、生後5・6カ月でしたら滑らかなペースト(ポタージュ)状にすれば、どの調理工程で作っても問題ありません。

生後5・6カ月のころは、口に入った食べ物を飲みこむ練習をする時期なので、口に入った食べ物が口の前から後ろに少しずつ移動できるような滑らかな食形態が好ましいとされています。

お湯でのばしたりとろみをつけなくても、すり鉢で滑らかにすりつぶしている状態で、お子さんが離乳食を口に含んでしっかり飲み込めているなら問題ないです。

※参照元:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/13/0

関連記事: