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妊活に欠かせない!男性の精子力をチェックすることの重要性とは?

第83回 カラダのキモチコラム
妊活は、夫婦で協力して取り組むことですが、そのためには、お互いの体の状態を正しく知っておくことが大切です。そこで今回注目したいのは、男性の「精子力」です。まずは、男性のカラダや精子が作られるしくみを知って、精子の質を下げ […]

妊活は、夫婦で協力して取り組むことですが、そのためには、お互いの体の状態を正しく知っておくことが大切です。そこで今回注目したいのは、男性の「精子力」です。まずは、男性のカラダや精子が作られるしくみを知って、精子の質を下げてしまう行動や、精子の状態を調べる方法についても、詳しくみていきましょう。

意外と知らない男性のカラダや精子のこと

男性の精巣では、毎日およそ1億個の精子を生涯作り続けます。1回で射精される精子の数は、約1億個。精液のほとんどが白い分泌物で、精子はそのうちほんの数パーセントです。射精されない精子は、10日ほど生きた後、体内で吸収されて消えてしまいます。

男性器は日常のストレスを受けやすい部分で、過労や過剰なストレスが蓄積すると、男性器の活動も低下してしまいます。また、精子をためすぎても、精子の質が悪くなるといわれています。射精しないでいると、精子は溜まっていくので数は増えますが、古い精子が蓄積されているだけのことで、精子の質は落ちてしまいます。しかも、禁欲すると精子のDNA損傷率も高くなる傾向があります。
精子は新鮮な方が元気です。定期的に射精して新しい精子を作った方がよいといえます。

不妊の原因は男性にもある!?男性の不妊症とは?

不妊の原因は色々。WHOの報告によると、約半数は男性側にも原因があります。また、都内のあるクリニックが、3年間で564人に対して精子の濃度や運動率を検査したところ、6人に1人がWHOの基準を下回りました。

精子の運動率が低下すると、排卵された卵子にたどり着けないことも。また、見た目は元気な精子でも、DNAが損傷していると、受精後の細胞分裂が正常に進まないとも考えられます。

男性不妊の原因として挙げられるのは、精液中の精子の数が少ない「乏精子症」や、精液中に精子がまったくない「無精子症」、精子の運動率が39%以下と低い「精子無力症」などがあります。精子を作る力には問題がないものの、心的な要因や病気などによって、勃起や射精が妨げられてしまっている「勃起障害」や、性交しても射精しない「射精障害」といったことも原因となります。

精子はデリケート!精子の質を下げる行動とは?

精子の質を低下させる行動としては、まず、サウナや長風呂が挙げられます。精巣(睾丸)は熱にとても弱く、長時間高温にさらされると、精子を作る機能が低下してしまいます。また、じわじわと睾丸を温めることになる、膝の上でのPC操作や、ズボンの前ポケットにスマホを入れておくのも注意が必要です。精子の機能を正常に維持するためには、体温よりやや低い35℃くらいがよいとされています。下着もボクサーパンツよりもトランクスを選び、通気性を確保しましょう。

自転車やバイクが好きな人もいるかもしれませんが、長時間、男性器が圧迫されることで、男性器の血管を損傷する恐れがあるばかりでなく、それによって前立腺の炎症を引き起こし、精子の運動率の低下や、場合によっては精子のDNAを壊してしまうことがあります。

また、喫煙による精子の数の減少や運動性の低下、酸化ストレスによって精子のDNA構造が傷つく可能性も指摘されています。DNAが損傷した精子は受精しにくいばかりか、受精しても流産しやすくなることも分かっています。

卵子だけじゃない!?精子も老化します

男性はいくつになっても精子をつくることはできますが、年齢と共に精液の量や数が減少し、精子の運動率も低下していきます。その分岐点の目安は35歳といわれています。精子がつくられても、精子が卵子にたどり着けない、たどり着いても授精しなかったり着床しないなど様々な問題が起こり、妊娠の確率が下がっていきます。

精子力をキープするためには、やせ過ぎ・太り過ぎにならないよう、正しい食生活と適度な運動・睡眠も心がけて、ストレスを溜め込まないことがポイントです。

精子の状態を知るためにはどうすればいいの?

精子の状態は、泌尿器科や不妊外来などで受けられる精液検査で、精液量や精子濃度、運動率や精子の形、感染の有無などがチェックできます。ただし、精子の状態は毎日変化するので、複数回の測定結果をみて傾向を判断することが大切になります。ただ、やはりまだ検査のために、病院やクリニックに行くことに抵抗を感じる男性が多いようですね。

そこで利用したいのが、「home sperm check(ホーム・スパーム・チェック)」と呼ばれる自宅で手軽に日々の精子の状態を知ることができるセルフチェックです。スマホのアプリと専用の顕微鏡レンズで、精子の濃度と運動率をセルフチェックすることができる「Seem(シーム)」を活用すると便利です。

「Seem」は、必要なものがキットになっているので、あとはスマートフォンを用意すればOK。ダウンロードしたアプリで精液の動画を解析し、その場ですぐに、精子の濃度や運動率がわかります。気になったときにいつでも自宅で調べることができるので、妊活を進めるうえで大いに役立つでしょう。生活を改善しながら、精子の状態がどう変化しているのかを観察していくことで、妊活を効率よく進めていくことができます。

「Seem」について詳しくはこちら

【解析結果の一例】

精子濃度と運動率が、WHOの基準を下回ると自然妊娠が難しいとされています。「Seemを使うとアプリ上で簡単に基準値との比較ができます。

※「Seem」は精液簡易測定ツールです。医療機関での診断に代わるものではなく、また、確定的な診断を行うものではありません。必要に応じて医療機関を受診するようおすすめいたします。

妊活に精子のセルフチェックを取り入れよう

男性不妊は、決して少なくありません。不妊は女性だけの問題ではないことを、まず知ることが大切です。男性の不妊に精子の状態が関係していることは明らかです。そのため、妊活をはじめたタイミングで、早めに精子の状態がどうなっているのかを調べることが重要なポイントになってきます。

自宅で手軽に精子の濃度と運動率をチェックできるツール「Seem」を活用すれば、受診の動機づけになりますし、何よりも、男性が妊活を「自分ゴト」として捉えるきっかけとして有効です。妊活をはじめたら、まずは男性が精子の状態をセルフチェックする。このスタイルが、女性だけの負担にならない、新しい妊活の形になると期待しています。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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