夜の営み、子どもの目撃経験は約1割

夜の営み、子どもの目撃経験は約1割

第50回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
幼い子どもがいる夫婦にとって、意外と悩ましいのが「夜の夫婦生活」。家の中で無防備に行為におよんで、我が子に目撃されてしまうのは避けたいところだ。

では、世の夫婦は子どもに見つからないよう、何かしらの「対策」をしているのだろうか?

子どもがいる既婚女性459名に「夜の夫婦生活」にまつわる独自調査を実施した。

●8.6%の夫婦が「子どもに目撃された」経験アリ

まず、ストレートに「夜の営みを子どもに目撃されてしまった経験はありますか?」と聞いてみたところ、なんと8.6%が「ある」と回答。かなり気まずい状況だったと推察されるが、そのピンチをどう乗り越えたのか? 目撃された経験があると答えた人に「その場をどうやって切り抜けましたか?」と聞くと、以下の回答が得られた。

1位  そのまま何事もなかったかのようにやり過ごした(67.6%)
2位  笑ってごまかした(16.2%)
3位  「パパの具合が悪そうだから看病してたのよ」などと誤魔化した(5.4%)

行為の意味を理解していない子ども相手だからか、あえて特別な対処をせずやり過ごす派が大多数。一見冷静な判断にも思えるが、実際には「ふいを突かれて何もできない」というケースも多いのかもしれない。

次に、「夫と性交渉におよぶ際、子どもに配慮して実践していることはありますか?」と聞いてみた。結果は以下の通り。

1位  深夜など子どもが寝静まるまで待つ(67.2%)
2位  とにかく静かに行う(17.4%)
3位  特に配慮はせず、オープンにしている(2.8%)
4位  自宅ではなくホテルなどに行く(1.8%)
4位  日中、子どもを外に遊びに行かせている間に行う(1.8%)

ちなみに、その他の回答のなかには「そもそも性交渉自体がなくなった」という意見も数多く含まれた。実際、「第一子が誕生してから、夜の夫婦生活の頻度に変化はありましたか?」という問いには、43.7%が「回数がかなり減った」と回答。「回数が少し減った」(19.9%)、「まったくしなくなった」(25.0%)を合わせると、じつに約9割が「減った」「なくなった」と回答している。なかには「旦那には触れたいとも、触れられたいとも思わない」(30代)などという辛辣な声も聞かれた。

ただ、こうしたデータはさておき、二人目の妊娠を意識している夫婦にとっては、やはり子どもの視線は気になるところだろう。今は理解できていなくても、成長するにつれて当時の状況を思い出し、傷つくことも十分に考えられる。行為におよぶ際には、細心の注意を払いたいところだ。
(文・榎並紀行/やじろべえ)

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