子ども中心料理にウンザリ夫、肉食べたい本音に非難

第358回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
小さい子のいる家庭では、子の健康や成長を気遣って、栄養バランスのとれた食事を用意する妻も多いだろう。野菜中心&薄味で健康的かもしれないが、働く夫にとっては少し物足りないのが本音。「ステーキや味噌カツなど、ガツンとしたおかずを食べたい」という夫が、ネット掲示板に投稿し話題となっている。

投稿主は2歳の娘を持つ30代夫婦。普段の夕食は「野菜とキノコと豚肉の炒め物」や「ピーマンとジャコの小鉢」、「キャベツと豚肉の蒸し物」など、肉も含まれており栄養バランスはよさそう。だが、実際に肉の量は少なく、野菜がほとんどなのだとか。そこで、妻へ「もっと肉を」と頼んではみたが、「肉の塊は娘が食べにくいし、味が濃い物は…」。投稿主は出来合いのお惣菜でもいいそうなのだが、「家計にそんな余裕はない」と妻は拒否。食費、雑費、妻のお小遣い含めて、月6万円でやりくりをしている妻。夫としては、肉を買う余裕はあると考えているようだが、ネットユーザーの反応は…。

肉じゃが

「お肉高いですよ、6万じゃ無理無理…」
「娘さんが野菜をたくさん食べるのは、奥様の努力があったからこそでしょうね。あなたもいいかげん大人に、父親になりなさい」
「家計の状況を全く理解せずに、わかったフリして威張り散らすだけの大黒柱(もどき)って感じ」

と、節約・やりくり上手な妻を称賛する意見が大多数。投稿主は、3人家族の家庭を、毎月6万円で切り盛りする大変さを理解していないと非難が集まっている。「どうしても肉を食べたいのなら、自分で買って帰ってくるか、昼食時に食べればよいのでは?」という意見も見られ、現状のままでは食卓にステーキが並ぶことは難しそうだ。

しかし、少数派ではあるが、投稿主の気持ちに理解を示す人もいた。「30代で外で働いている男性ならその食事では足りないでしょうね。私なら旦那用にもう1品つくるか、同じ食事でもちょっと取り分けて内容を変えるなあ」と、優しい意見もあるにはあったが、前述の通り少数派…。

ちなみに、投稿主は「稼ぎ頭の夫には、もう1品あるべき。それが男を立てるというものだ」という考えの持ち主。みなさんなら、この投稿主にどんなアドバイスをする?
(文・奈古善晴/考務店)

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