●手土産で嬉しいのは「お茶菓子」類
まず、そもそも世のママたちは、どれくらいの頻度でそうした会合に参加しているのか? 「ママ友同士の昼食会やホームパーティーなどの集まりに参加することはありますか?」と聞いてみたところ、最も多かったのは「定期的ではないが、参加することがある」で45.6%。「月1~2回程度参加している」(10.4%)、「毎週のように参加している」(0.8%)を含めると、過半数がママ友同士で集まる機会があると回答している。
その中で、お呼ばれする際に「手土産を毎回必ず持参する」と答えたのは68.6%。「毎回ではないが、持参することが多い」(21.9%)と合わせ、じつに9割以上が手土産持参派だ。
では、どんな手土産を持っていけば喜ばれるのか? ホームパーティー経験者による回答は以下の通り。
【手土産で持ってこられると嬉しいものランキング】
1位 デパ地下の和菓子やケーキなど、お店で買ったスイーツ(65.7%)
2位 お茶やコーヒー(27.7%)
3位 手づくりの惣菜など、おかず類(21.9%)
4位 手づくりのクッキーやケーキなど(19.0%)
5位 ワインなどのお酒(12.4%)
その他、「子どもも一緒のことが多いので、子ども向けのおやつ」(30代)といった声も多く、気軽につまめるお茶菓子などであれば概ね好評のようだ。
●迷惑な手土産は「ワインなどのお酒」「高価なもの」
なお、逆に「持ってこられると迷惑に感じる手土産」も聞いたところ、1位は「ワインなどのお酒」で39.4%。また「ものに関わらず高価な手土産は気を遣うので困る」(30代)という声も目立った。
そこで、ママ友同士のホームパーティーに持参する手土産の「妥当な金額」を聞くと、「1000円台」が62.8%と圧倒的。次いで「2000円台」(25.5%)となり、「3000円以上」はわずか7.3%だった。なかには「1000円以下で十分」(30代)という声も聞かれ、あまり気張った品はやはり歓迎されないのかもしれない。
手土産を持参する場合は、「お互いが負担を感じない手頃な価格」に抑えるのも、ひとつのマナーといえそうだ。
(榎並紀行/やじろべえ)