買って後悔! 「失敗ベビー用品」TOP10

買って後悔! 「失敗ベビー用品」TOP10

第24回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
初めての出産は何かと勝手が分からないもの。たとえば、ベビー用品ひとつにしてもどれがマストで、何が必要でないかの判断は難しいところだ。

そこで、子どもがいる既婚女性116名にインターネット独自調査を実施。「買って失敗だったベビー用品」について聞いてみた。

●買って後悔したベビー用品、第一位は「ベビーバス」

今回は、第一子誕生の際に買ったベビー用品のなかで「ほとんど使わず、買って後悔した」あるいは「レンタルで十分だと思った」アイテムを聞いてみた。結果は以下の通り(複数回答)。

1位 ベビーバス(32.8%)
2位 ベビーベッド(29.3%)
2位 乳児用の靴下(29.3%)
4位 歩行器(27.6%)
5位 ベビーオイルやローション(23.3%)
6位 ハイローチェア(21.6%)
7位 長肌着(17.2%)
8位 哺乳瓶(16.4%)
9位 赤ちゃん用の布団セット(15.5%)
10位 抱っこひも(6.9%)

ベビーバスは入るのを嫌がる赤ちゃんも多く、使い勝手の悪さに不満を持つママも多いよう。また、風呂桶などで代用できることから、ムダと感じるのかもしれない。
ベビーベッドは使う期間が短い割に値が張り、場所もとるためレンタルで十分という声が目立つ。
また、赤ちゃんは急速に成長するため、「すぐに履けなくなる」という理由で乳児用の靴下も不評だ。

なお、逆に「買ってよかった」ベビー用品も聞いてみたところ、1位は「ベビーカー」(70.9%)、次いで「抱っこひも」(70.9%)、哺乳瓶(50.4%)となった。

●かかった費用は「5万円~7万円台」が最多

次に、「第一子出産にあたり、ベビー用品を購入するのにかかった費用はいくらですか?」と聞くと、もっとも多かったのは「5万円~7万円台」で26.5%。次いで「8万円~10万円台」(20.5%)、「11万~14万円台」(15.4%)となり、「20万円以上」という回答も6.8%に上った。やはり安くない出費だけに、一つひとつのアイテムの必要性をしっかり考え、できる限り無駄買いは避けたいところだ。

ちなみに「子どもが成長して使わなくなったベビー用品はどうしましたか?」という問いには、「第二子、第三子へのおさがり」が最多(64.1%)。以下「友人に譲った」(17.9%)、「記念に保管してある」(9.4%)と続き、「捨てた」「売却した」など“処分した”という人は1割にも満たなかった。第一子の際の無駄買いをふまえ、賢く使いまわしているママが多いのかもしれない。

子どもが生まれると、その後十数年にわたって家計の負担は増す。大切な我が子のためのアイテムとはいえ、少しでも節約しておくに越したことはない。
購入すべきか迷ったら、先輩ママのアドバイスを仰ぐといいだろう。
(榎並紀行/やじろべえ)