おせちだけじゃない! くわいのアレンジレシピ3選

第3240回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
おせちのシーズンになると、スーパーで見かける「くわい」。煮物として出されることが多いですが、それ以外にくわいを見かけることってあまりないですよね。そこで、今回はくわいのアレンジレシピを3つ紹介します。

おせちだけじゃない! くわいのアレンジレシピ3選

くわいのチップス

くわいをそのままスライスして揚げるだけのチップスは、とても簡単。ちょっぴりほろ苦い大人の味が楽しめます。

【材料】(2人分)
・くわい…2~3個
・粗塩…適量
・油…適量

【作り方】
1)くわいの皮と髭根を取り、スライサーでスライスしていく
2)フライパンに油を入れ、120~130度ほどの温度で揚げていく
3)少しカリッとしてきたら温度を150度まで上げてキツネ色になるまで揚げる
4)キツネ色になったらキッチンペーパータオルに上げ、余分な油を取り、粗塩を振ったら完成!

揚げるときのコツとして、スライスしたくわいが重ならないように、菜箸などで1枚ずつ剥がしていくと均一に揚げることができます。また、油の温度を徐々に上げることにより、くわい同士がくっつきにくくなるので試してみてください。

くわいのコロッケ

くわいのホクホクとした食感が楽しめるコロッケは、独特の苦味が苦手な人でもおいしく食べられそうな1品です。

【材料】(4人分)
・くわい…12個
・卵…1/2個
・薄力粉…大さじ1
・パン粉…1/4カップ
・塩…少々
・サラダ油…適量

【作り方】
1)くわいの皮を剥き、耐熱容器に入れ、電子レンジで4~5分ほど加熱する
2)(1)の皮を剥いて潰し、塩で味を調える。このとき芽は捨てずに取って置く
3)(2)を丸めて芽を刺していき、薄力粉、溶き卵、パン粉の順につけて衣をまとわせる
4)フライパンにサラダ油を入れ、(3)が全体的にキツネ色になるまで揚げる
5)キッチンペーパータオルなどで、余分な油を取ったら完成!

加熱時間はおおよそ4~5分ですが、足りなければもっと加熱してみて。竹串が刺さる程度に柔らかくなればOKです。

くわいと白身魚のスパイス仕立て

スパイシーでガラムマサラの芳醇な香りが決め手のレシピ。ワンランク上のくわい×白身魚料理はいかがでしょうか?

【材料】(2人分)
・くわい(缶詰)…50g
・白身魚…2切れ
・ニラ…少々
・マヨネーズ…大さじ1
・酒…適量

★卵黄…1個
★酒…大さじ1
★ごま油…小さじ1
★塩…小さじ1/6
★ガラムマサラ…小さじ2

【作り方】
1)くわいを食べやすい大きさにカットし、白身魚はひと口大に切る
2)白身魚を酒に10分ほど漬ける
3)10分ほど経ったら、(2)の酒を捨て、★とくわいを入れてよく混ぜる
4)温めたフライパンにマヨネーズを入れ、(3)を並べるように入れて両面を焼く
5)皿に盛り付け、細かく切ったニラをトッピングすれば完成!

急いでいるときは、水大さじ2ほどフライパンに入れ、蓋をして強火で蒸し焼きにすると早く焼けます。また、ニラがなければ、ネギで代用もできます。

おせちばかりに目が向きがちな「くわい」ですが、その概念を覆すアレンジレシピだと、くわいの使い方が広がり、より親しみやすさも出るのでは?

今の時期しか食べられない「くわい」。色んな食べ方で「くわい」を味わってみてくださいね!
(文・宇田川エリカ/考務店)

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