パナソニックが本命か!?「フェイススチーマー」3種を比較!

第63回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
冬になると、お肌の乾燥が気になるところ。日ごろからあれこれ工夫して、色んなケアをしていることと思います。そんなケア用品で人気なもののひとつに「フェイススチーマー」がありますが、メーカーや価格も様々で迷いませんか? そこで今回は、人気のフェイススチーマー3つを購入。機能や使い心地などを比較します。

購入した3商品はこちら!

ママテナ編集部が今回ゲットしたのは、以下の3商品です。

(1)スチーマー ナノケア EH-SA37-P/パナソニック 税込1万3299円

給水タンクに水を入れて使用するタイプ。本体はコンパクトで、使用・保管する際に省スペースで済み、「ラベンダー」「ベルガモット」「ゼラニウム」「ティートゥリー」「イランイラン」の5種類のアロマタブレット(別売り)で、香りも楽しめるのも魅力です。「かんたん保湿」「しっかり保湿・ハリ感」「ディープクレンジング」と、用途を分けて使えるのも◎。

(2)フェイススチーマー SH-2785W/ツインバード工業 税込9230円

小型の炊飯器のような形をしているこちらは、本体に直接水を注ぎこむタイプ。フタを開けると鏡が付いているからメイク落としの際にも便利で、噴霧口の角度を変えればデコルテの保湿もラクチンです。

(3)卵型の蒸し顔器/SEPOVEDA 税込2980円

約3000円という低価格で購入できるのが、何より魅力的。「ナノケアスチーマー」と同じく給水タンクに水を入れて使用します。

価格が上がるほど使い心地もよくなる

メーカーも価格もバラバラの3つの商品を使用し、実際に使ってわかったことをそれぞれ見ていきましょう。

スチーマー ナノケア EH-SA37-P

本体はコンパクトですが、スチームの量はかなり多い印象です。勢いもよく広範囲にわたってスチームが当たるので、やさしく保湿できそう。満水にすれば約12分連続で使用でき、フタが閉まるから噴霧口にゴミが入らないのもメリット。おすすめは「精製水」とのことですが、水道水の使用ができるのもうれしいポイントです。

フェイススチーマー SH-2785W

3つ並んだ写真を見ればわかる通りサイズが大きいこと、きちんとスチームが出るまで約1分待つことの2点は、やや残念ポイントといえるかもしれません。ただ、スチームの量は多めで、前述のように角度を変えられるのはうれしいですね。水がなくなるとランプの色が変わるのでわかりやすいし、本体から水を捨てるときには排水溝があるから安心です!

卵型の蒸し顔器

ほかの2つに比べ、スチームの量がやや少なめなのが残念なところ。説明書がかなり小さくて見にくいのも、大きな違いのひとつでした。そしてなにより、水道水が使えないのは致命的…。しっかり稼働はしてくれるので一時的に使ったり、スチーマービギナーがお試しで使ったりする分には問題なさそうですが、愛用するとなると躊躇してしまうかもしれません。

3つすべて試してみた結果、今回購入したフェイススチーマーの場合は、価格と比例して使う心地も上がるということがわかりました。なかでも筆者的おすすめは、ツインバード工業の「フェイススチーマー SH-2785W」。本体が大きいのは保管などでは不便かもしれませんが、それ以外はほぼ完ぺき! パナソニックの「スチーマー ナノケア EH-SA37-P」は、まさに“安定”といえるクオリティの高さで人気が出るのも納得ですが、ほとんど同じ機能性でやや価格がお安いところを鑑みて、コスパがいいのは「フェイススチーマー SH-2785W」だと感じました。

どれも超高額というわけではないけれど、どうせ買うなら失敗はしたくないものですよね。今回の検証が少しでも役に立ってくれたらうれしいです!
(文・明日陽樹/考務店)

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