「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は離乳食での牛肉の与え方に関する質問です。
Q. 牛肉の脂身はあげないほうがいい?
離乳食で牛肉を食べさせてみようと思い、ひき肉をゆでたのですが白い脂身がすこし混じっていました。あげないほうがいいでしょうか?
一藁暁子管理栄養士からの回答
離乳食に使用する油脂の目安量は、生後9~11カ月では小さじ3/4、生後12カ月~18か月では小さじ1までとされています。
脂身が少し混ざっている程度でしたら与えても問題ないですよ。ただ、お子さんによっては油脂を摂りすぎると便が緩くなったり、下痢をすることもありますので、お子さんの様子を見ながら与えてくださいね。
※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナー
離乳食期のお肉の選び方
脂肪の少ない赤身を選ぶ
お肉の脂肪は、赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうことがあります。赤身を与えたいので、脂肪の少ないお肉を選ぶようにするといいですね。
鶏ひき肉はむね肉から
鶏ひき肉を使う場合は、脂の少ないむね肉から始めます。離乳食後期ごろから鶏もも肉にチャレンジです。
離乳食期のお肉の調理法
では、お肉の調理方法です。このひと手間をかけることで、赤ちゃんの体にもやさしいうえに、食べやすくなりますよ。
脂身をとり除く
肉の脂身はとり除きます。鶏肉の場合は皮も一緒にとり除いてくださいね。
ひき肉はサッと湯通ししてもOK
ひき肉には脂肪も混ざっていますが、とり除くことはなかなか難しいものです。ひき肉の脂肪が気になる場合は、熱湯にいれてサッと湯がくだけで脂肪の量がが軽減します。
モサモサして食べにくい場合はとろみをつける
お肉はモサモサしたり噛みにくかったりして、食べにくい場合がありますね。そんなときはとろみづけをするか、つぶしたじゃがいもやかぼちゃなどのなめらかな口当たりの食材に混ぜ合わせるなどして、食べやすくするのもひとつの方法ですね。
少し手間がかかりますが、このほんの少しのひと手間でお肉がより食べやすくなり、離乳食期の赤ちゃんにも安心してお肉を与えられるようになりますよ。
※参考: ニュース(食・レシピ)「【離乳食のキホン】赤ちゃんに与えるお肉の選び方と調理方法」【著者:離乳食インストラクター協会代表理事・保育士 中田馨】
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