子どもでも食べやすい!?「春菊」レシピ3選

第3301回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
冬の旬食材「春菊」は、おもに鍋の具材として食べられることが多いですよね。大人にとってはあの独特の香りや苦みがたまらないのですが、子どもたちにとっては春菊を嫌いになってしまう要因のひとつに…。そこで今回は、春菊が苦手な子どもでも食べやすい(?)レシピを3つ紹介します。

子どもでも食べやすい!?「春菊」レシピ3選

1●春菊のナムル

まずは、とっても簡単なナムルのレシピ。子どもが好きそうなツナや香り豊かなごまで、春菊の風味を和らげる作戦です!

【材料】(4人分)
・春菊…1束
・にんじん…1/2本
・ツナ缶…1缶
・白いりごま…あれば適量
☆めんつゆ…小さじ2
☆ごま油…小さじ1

【作り方】
1)春菊を食べやすい大きさに切り、にんじんを細切りにする
2)ボウルに油を切ったツナ缶と☆を入れ、ツナをほぐすように軽く混ぜる
3)鍋にお湯を沸かし、沸騰したら(1)を入れて茹でる
4)火が通ったら水気を切り、(2)に加えて混ぜる
5)お好みで白ごまを振りかけたら完成!

前述のツナや白ごまの風味のほか、ごま油の香りもあるので、食べやすさは増しているはず。お好みでもやしをプラスすればボリュームアップできるし、お弁当のすきま埋めにもピッタリですよ。

2●春菊ぎょうざ

続いては、白いごはんとの相性がバツグンのぎょうざレシピをご紹介。春菊と同じく若干くせのあるニラの代わりにします。

【材料】
・豚ひき肉…300g
・春菊…1束
・しょうが…1片
・ぎょうざの皮…40枚程度
・サラダ油…適量
☆砂糖…大さじ1
☆塩…少々
☆しょう油…大さじ1
☆酒…あれば
☆ごま油…大さじ1

【作り方】
1)しょうがを細切りにして針生姜にする
2)春菊を洗い、水気を切ったらみじん切りにする
3)大きめのボウルに(1)と(2)、豚ひき肉、☆を入れ混ぜる
4)(3)をぎょうざの皮で包む
5)フライパンにサラダ油をひき、(4)を並べて焼いていく
6)両面焼けたら完成!

豚ひき肉の旨みで、春菊の風味も和らぐはず。また、皮で包むことで春菊が“見えない”というのも、苦手を克服するきっかけになりそうですね。

3●春菊つくね

最後は、春菊を一緒に練り込んだ「つくね」レシピです。切って混ぜるだけの簡単レシピなので、挑戦しやすいはず?

【材料】(4人分)
・春菊…1束
・鶏ひき肉…500g
・たまねぎ…1/2個
・しょうがチューブ…3~5cm程度
☆ごま油…大さじ2
☆しょう油…大さじ1
☆片栗粉…大さじ1~2

【作り方】
1)春菊とたまねぎをみじん切りにする
2)ボウルに鶏ひき肉と(1)を入れて軽く混ぜる
3)☆としょうがチューブを加え、全体になじませながら混ぜて完成!

春菊が鍋にそのまま入っているのが苦手でも、つくねになっていれば食べられそう。鍋やスープの具材にしてもいいし、大きめに作り、焼いて食べるのもおすすめです!

苦手なものを無理に食べさせる必要はないかもしれませんが、大人と子どもでは味覚が異なるので、作る側にしたら大変ですよね。ちょっとひと工夫すればくせが強い食材も食べやすくなるので、試してみてください。
(文・明日陽樹/考務店)

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