震災直後、電気も水もない…。子どもを抱えて本当に困ったことは? #あれから私は

震災直後、電気も水もない…。子どもを抱えて本当に困ったことは? #あれから私は

東日本大震災から12年。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時福島県に近い茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。

東日本大震災の記録第2話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時福島県に近い茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。


東日本大震災が発生し、私の住むエリアでは電気と水の供給がストップ。

翌朝手に入れた号外で、想像以上に深刻な規模の地震と津波が発生したことはわかったものの、家族4人で1日1日をなんとか乗り切るしかありませんでした。




※断水、停電など非常時に、トイレのタンクに水を入れると製品によっては水が流れなくなる可能性がありますので、ご注意ください。


トイレは大きな問題でした。

においがひどいだけでなく、電気がつかないので夜は子どもたちが怖がって入れず、おむつをつけて寝かせるようにしていました。せっかくはずれた長女のおむつが復活。おむつもたくさんストックしているわけではなかったので、いつまでもつか不安でした。


電気がついて、やっと情報収集できるように。

状況はますます深刻になっていましたが、私と夫の実家と連絡が取れ、ひとまずみんな無事なことがわかりました。


地震と、そのあとの原発事故の影響で、宅配便や郵便などの物流が止まってしまい、ほかの地域から必要なものを送ってもらうことができなくなりました。

電気は復旧したものの、水道は使えないまま。食料と飲料水の確保が最優先事項になり、「次の食事に子どもたちに何を食べさせるか」に頭を悩ませる日々が続きました。


食べ物にも困り、途方に暮れる和田さん一家ですが、次回さらに驚くことが起こります。


※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。


著者:イラストレーター 和田フミ江

姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。

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