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助産師が答えます!授乳期間中に親知らずの治療はできる?できない?

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この記事では、助産院ばぶばぶ院長・助産師のHISAKOさんが「授乳期間中に親知らずの治療はできる?できない?」というママたちの疑問にお答えしています。

こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。授乳期間中、親知らずを抜くか抜かないかで悩んでおられるママに出会うことがあります。授乳中に親知らずが痛んでもやっぱり麻酔や薬はダメなのでしょうか?

親知らずの治療は赤ちゃんに影響なし?

歯医者で、授乳中だということを伝えると「授乳中は抗生剤や鎮痛剤が使えないので何もできません」と、いともかんたんに断られてしまったという話はよく耳にします。


薬の種類によって母乳移行率はまちまちですが、親知らずの治療に使う麻酔薬、抗生剤、鎮痛剤で特殊な薬剤は使うとは思えません。ごくポピュラーなお薬が使われることが想定されるうえ、薬剤はママの血中濃度よりもずっと少ない量が母乳移行するわけで、赤ちゃんになんらかの健康被害が起こるとは思えません。

すべての薬や麻酔が使えないわけじゃない

抜歯の麻酔を1カ月間連続、毎日おこなうというのでしょうか。術後の抗生剤や鎮痛剤を半年間も飲み続けるのでしょうか。いえいえ、麻酔はそのときだけだし、抗生剤はせいぜい1週間以内、鎮痛剤は3日分程度じゃないでしょうか。


体内からお薬の成分がすべて抜けてからじゃないと授乳してはいけない、と思っているママや医療関係者もいるようですが違いますよ。

だって考えてみてください。生まれたばかりの赤ちゃんが、もしもなんらかの感染症にかかったら、点滴で抗生剤を投与して治療しますよね。産後すぐから授乳は開始されますが、産院によっては、ママは産後薬として5日間ほど子宮収縮剤、鎮痛剤、抗生剤などをセットで内服することもあります。

分娩でも麻酔は使っている

麻酔がダメだというのなら、無痛分娩や帝王切開の腰椎麻酔や硬膜外麻酔はどうなりますか?無痛分娩をしたら、薬剤がママの体から完全に抜けるまで赤ちゃんに授乳してはいけないのでしょうか。

親知らずの抜歯のときに使う局所麻酔量が、無痛分娩や帝王切開のときの麻酔量より上回るなんてことは、どう考えてもあり得ないと思います。


普通分娩であっても、会陰切開や、裂傷部の縫合に使う麻酔の量の方が歯の治療で使う量の何倍も多いですよ。それでも分娩台の上で、ママたちはすぐに生まれたての赤ちゃんにおっぱいを与えます。


もし心配なら、治療時にどのような薬剤を使うのか歯医者さんにきちんと確認してくださいね。授乳中の親知らずの治療は可能です!


著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

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