山口は2005年に青年実業家と結婚し一男一女に恵まれたが、2011年に離婚。一方の田中は2000年に一般人女性と結婚したが、2009年に離婚しており、今回の結婚はバツイチ同士によるものとなる。もともと友人関係だった二人だが、３年前、田中の芸人仲間であるTake２・東貴博と安めぐみの結婚式で久しぶりに再会。その際に食事の約束を交わし、後日、山口の子どもと合わせて４人でご飯を食べたことから交際が始まっていったという。

記者会見で田中は「確実に自信を持って『結婚します』と言える時までは、下手に言っちゃって、これがまたダメになっちゃったら大変なことになっちゃうので、そのへんを第一に考えて慎重に発言をしてきました」とコメント。多忙な仕事の合間をぬって山口の娘の運動会を見に行ったり、子どもたちと一緒にお風呂に入ったりしながら少しずつ距離を縮めていったという。その甲斐あってか、今では子どもたちも田中のことを「パパ」と呼び、すっかりなついているそうだ。

一方、山口は所属事務所のホームページに、「お付き合いをしていた二年半の間、田中さんはお仕事で多忙にもかかわらず、できるだけ子どもたちとの時間を作るよう努めてくれました。どんな時も私とこどもたちのことを大切に考え支えてくれた誠実な姿勢に、いつしか結婚を意識するようになり、今回の結婚に至りました」とコメントを掲載。大切な二人の子どもたちに対する田中の誠実さに触れるにつれ、子どもたちのためにも再婚を決意したと思われる。

「４人で多くの時間を過ごせるようにしたい」と会見で語った田中。初婚家庭との違い、実親と継親の経験・感覚のズレなど、ステップファミリーにはさまざまな課題があると言われているが、新しい道を進み始めた二人には、それらを乗り越えてぜひとも幸せになって欲しい。
（文／池野フナ子）