移行期を大切にすると離乳食がスムーズに進む!
移行期というのは、たとえば5~6カ月ごろ(離乳食初期)の離乳食が、7~8カ月ごろ(離乳食中期)の離乳食に進む途中の段階のこと。5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんには「裏ごし」。7~8カ月ごろ(離乳食中期)の赤ちゃんには「みじん切り」ですね。
実はこの移行する時期に、急に赤ちゃんが離乳食を食べなくなることがあります。食べ物の形が突然変わったことで、赤ちゃんが戸惑っているのかもしれません。急に食材の形を変えるのではなく、この途中の段階に少し工夫を加えることで、スムーズに次の段階へ進むことができます。
どう進めていけばいい? 3つのポイント
食べ物のかたまりが苦手な赤ちゃんに、離乳食をどう進めていけばいいでしょうか?
1. 最初は裏ごしとみじん切りを混ぜてみる
裏ごしから急にみじん切りに変えると食べにくい赤ちゃんもいます。最初は裏ごしに少しずつみじん切りした食材を加えていくのも1つの方法。徐々にみじん切りの量を増やすことで、大きな変化にビックリすることなく離乳食を進めることができます。
2. やわらかい食材から形を変える
やわらかく、かたまりでも食べやすい食材から形を変えてみましょう。たとえばじゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、豆腐など。やわらかい食材に慣れてきたら、少し食べにくい食材にも、徐々にチャレンジです。
3. とろみをつけてみる
かたまりが食べにくいときは、片栗粉などでとろみをつけることも1つの方法です。とろみをつけることで飲み込みやすくなりますよ。
まだ、離乳食を始めて2カ月ほどの赤ちゃんです。まだまだ離乳食の練習期間ということを忘れずに。食べなければ母乳やミルクを飲んでもいいので、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めてあげてくださいね。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)