離乳食に使う小松菜とほうれん草の扱いについて管理栄養士が回答!

離乳食に使う小松菜とほうれん草の扱いについて管理栄養士が回答!

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食に使う小松菜とほうれん草の扱いに関するご質問です。

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食に使う小松菜とほうれん草の扱いに関するご質問です。

Q. 小松菜とほうれん草は同じ扱いでいいのでしょうか?

今、生後6カ月の子がおり、離乳食は5~6カ月ごろ(離乳食初期)の段階です。よく小松菜とほうれん草は栄養価が似ていると聞きます。本や検索したサイトなどでは一緒に記載されています。(「小松菜・ほうれん草」または「青菜」で一括り)

初めて食べさせる食材は1さじからとなっていますが、ほうれん草を食べさせて慣れたあとに小松菜を食べさせる場合も1さじからでしょうか? それとも同じ扱いで良いのでしょうか?

一藁暁子管理栄養士からの回答

「初めて食べさせる食材は1さじから」という理由は主に食物アレルギー反応の有無を確認するためです。小松菜もほうれん草もアレルギー反応が起こる可能性は低い食品ですが、気になるようでしたら、ほうれん草も小松菜もまずは1さじから与えたほうが安心です。

5~6カ月ごろ(離乳食初期)の時期は1日の栄養量の8~9割をまだ母乳やミルクで補っている時期なので、この時期の離乳食はまだ栄養補給の目的というより、母乳やミルク以外の食品をごっくんと飲み込む練習をすることや、いろいろな味に慣れることが目的になります。

ほうれん草や小松菜を「青菜」と一括りにすることが多いのは、形が似ているため離乳食で調理する際の工程(柔らかく茹でてすりつぶす、刻むなど)が似ていることや、味や食感も似ているため、離乳食メニューで使用する料理が似ていることが多いためではないかと思います。

※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより

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